故Avicii 音響機材含む遺品がチャリティーオークションに出品

故Aviciiの音響機材や私物など267点を出品する大規模なチャリティーオークション「The Avicii Collection – A Charity Auction」が、今年10月に開催されることが決定。

本オークションはストックホルムオークション協会が主催し、オンラインとストックホルムの会場で10月1日に実施される。

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このオークションの収益はすべて、故Aviciiの本名を冠したTim Bergling財団に寄付される。同財団は、若者のメンタルヘルスや自殺予防を中心に、気候変動や絶滅危惧種保護などの分野で積極的に活動している。

出品されるアイテムはすべて故Aviciiの家族から寄贈されたもので、音響機材やスニーカー、衣類など、約6年間ストックホルムで保管されていた遺品が含まれている。オークションには最低落札価格や購入者手数料が設定されておらず、収益はすべて財団に寄付される。

オークションの詳細は9月6日に公開予定で、デジタル版と印刷版で提供される「The Avicii Collection – チャリティーオークションカタログ」で全アイテムが確認できる。印刷版カタログは現在、ウェブサイトで予約注文を受け付けている。

ストックホルムオークション協会のCEO、Cecilia Gaveは、以下のようにコメントしている。
「このオークションを開催できることを誇りに思います。ティム・バーグリングは音楽を通じて世界中の人々に感動を与え続けており、彼の名を冠した財団を通じてその影響力は今も続いています。私たちは、350年の歴史を持つ協会として、彼の遺品を後世に伝えることを光栄に感じています」

このオークションの発表は、Tim Bergling財団と彼の家族が共同で制作した写真集「Avicii: The life and music of Tim Bergling」の公開に続くものである。この写真集では、これまで一般に公開されることのなかった大人気プロデューサーの素顔が収められている。