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NEW RELEASE

Jessie Ware & Romy(The xx)によるこの夏を彩るハウス・アンセム

Jessie Ware, Romy - Lift You Up

イギリスのシンガー Jessie Ware (ジェシー・ウェア)が、インディーロック・バンドThe xxのメンバーにしてソロシンガーとしても活躍するRomyと新曲「Lift You Up」を発表した。



この楽曲は1994年のイギリスのユニットEverything but the Girl(エヴリシング・バット・ザ・ガール)が残したハウス・クラシック「Missing」を彷彿とさせる涼しげなトラックに、2人の歌声のアンサンブルが見事に溶け合ったこの夏を彩るに相応しいディスコ・ハウス調の楽曲に仕上がっている。


Jessie Wareは南ロンドン出身で2012年のデビュー・アルバム『Devotion』がUKアルバム・チャートで最高位5位を記録。その年の英国もしくはアイルランドで毎年最も優れたアルバムに対して贈られる音楽賞「Mercury Prize」にもノミネートされた。以降はソロ活動意外にもDisclosureや Kylie Minogueともコラボを行い、ポップシーンのみならずダンスミュージック・ シーンでも人気のシンガーだ。


Romyは2005年から人気バンドThe xxのギター、ヴォーカルとして活躍。2018年以降メンバーのJamie xxがソロとしてダンス・シーンを中心に活動すると彼女も2020年にソロをスタートする。デビュー曲「Lifetime」から「Storong」、現時点での新曲「Always Forever」に至るまでほとんどの楽曲にFred again..をプロデューサーとして迎え、昨年にはアルバム「Mid Air」をリリース。単独でもフジロック来日を果たした。


また彼女はソングライターとしても活躍しておりメンバーのJamie xxはもちろん、Mark Ronson、Halsey、OneRepublicの楽曲の他、グラミー賞を受賞したDiploとMark RosnonによるSilk Cityの「Electricity feat. Dua Lipa」にも参加。


実はJessie Wareとのコラボは2014年作「Share It All」に一度作家として参加しており、それ以降のコラボレーションとなる。


プロデュースを手掛けたのはStuart Price (スチュアート・プライス)だ。90年代にLes Rythmes Digitales、Jacques Lu Cont名義でFatboy Slimらを筆頭としたビッグ・ビート/エレクトロ・ムーヴメントを牽引したのち数々の変名を経て、MadonnaのABBA使いの大ヒット曲「Hung Up」やThe Killers、Pet Shop Boys、Kylie Minogue、Dua Lipa、Rina Sawayamaなどを手掛けており、今や世界的なプロデューサーの1人として知られている。


Romyはこの曲について「私は長い間ジェシーの音楽のファンだったし、長年の友情の末に一緒に仕事ができて素晴らしかった。この曲は私たち2人が自分自身に厳しすぎること、そして自分自身を十分に信じていないことについて歌った曲なの。誰でも共感できると思う」と語っている。

またJessie Wareは先日6月29日にイギリス最大級のフェス「グラストンベリー」に出演し、そこでRomyをサプライズでステージに呼び込みこの曲を演奏。ファンが熱狂に包まれたのも記憶に新しい。