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SigmaがSEL OCTAGON TOKYOに登場、来日公演レポート

JoeとDynamite MCが日本のDrum & Bassファンを魅了

イギリスのDJ/プロデューサーSigmaの来日公演が5月10日(金)SEL OCTAGON TOKYOで行われた。

SigmaはCameron EdwardsとJoseph Lenzieによるデュオで、イギリス発祥のDrum & Bassを武器に数多くのヒット曲を生み出している。
現在ワールドツアーを行っており、約7年ぶりに来日を果たした。


 
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編集部も来日公演を観覧。ここでは当日のレポートをお届けする。

華やかな六本木の金曜日の夜、午前2時よりDJプレイがスタート。
大勢の観客が見守る中、SigmaのメンバーJoe Lenzieと、30年近くシーンの第一線で活躍し続け、SigmaのツアーなどでもMCを務めることもあるDynamite MCが登場。
歓声に包まれる中、「ここには本物のDrum & Bassファン、Sigmaファンが集まっているんだよな?」というDynamite MCの煽りとともに、1曲目にプレイされたのは今年1月にリリースしたアルバムの表題曲にもなっている「London Sound」

なお、アルバム「London Sound」からは“Tom’s Diner”の印象的なフレーズが使われている「The Corner」やThe Verveの“Bittersweet Symphony”とThe Rolling Stonesの“The Last Time”のリフが使われているフロアバンガー「Adrenaline Rush」をはじめ、「Care About Us」「City Lights」「Going Out To The Ravers」「Bad Man」「Trouble You」などの楽曲も披露された。


中盤は「Hedex – MHITR (Semi Automatic) feat. Eksman」や「Chase & Status, Bou – Baddadan」「Fred again.. & Baby Keem – leavemealone」のリミックスなど、現在のDrum & Bassシーンで欠かせないHOTなナンバーも織り交ぜながらプレイ。Drum & Bass好きが集まるフロアの心をガッチリと掴んでいた。


また、Sigmaが手掛けるリミックスも披露され「Easy On Me (Adele Refix)」ではフロアが一体となって大合唱。


そして終盤、全英シングル・チャートで1位を獲得した名曲「Nobody to Love」を投下するとフロアのボルテージは最高潮に。


今年でリリースから10年を迎えた「Nobody to Love」の本人達による楽曲解説はInstagramに投稿されている。


 
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ラストは2014年のヒット曲「Changing」のSigma’s VIP Remixをプレイ。フロア全体が朗らかな空気に包まれながらのエンディングとなった。


来日公演を終え、Dynamite MCは「ありがとう東京!私たちのサウンド、そして大好きなDrum & Bass」とInstagramに投稿している。


Sigmaはこの夏、ワールドツアーで世界各地でプレイするほか、チェコで開催される大規模なDrum & Bassフェス『Let It Roll』に出演予定となっていて、今後の活躍に目が離せない。


Let it Roll 2024
<日程>
2024年8月1日(木)〜8月3日(土)
<場所>
チェコ共和国,Milovice
<公式サイト>
https://www.letitroll.eu/LetItRoll2024
<チケット>
発売中:https://www.letitroll.eu/book-tickets-let-it-roll-2024