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フランス政府 ナイトクラブを文化施設として公認

ナイトクラブ業界が3年以上の活動を経て承認を獲得

フランスの文化大臣ラシダ・ダティは、新たな法律によりナイトクラブが文化施設としての地位を獲得したことを発表した。
ラシダ・ダティ文化大臣は、この法律がナイトクラブの現状を改善するものになるとXで述べ、「クラブやディスコを大衆文化の主体として認識することが重要」と付け加えた。


新型コロナウイルスの流行により打撃を受けたフランスのナイトクラブ業界は、ナイトクラブを大衆文化の一部としての認識を得ることを目指し、ナイトクラブ連合団体「Culture Nuit」を発足。

「Culture Nuit」には、Rex ClubLe Badaboumなどのフランスの著名なナイトクラブが含まれており、他の団体とともに3年以上にわたり政府に対して積極的な働きかけを行ってきた。
業界の困難な状況を改善するために、Bob SinclarDavid Guettaなどの有名DJも署名活動に参加し、ナイトクラブの文化的価値を高めるための支援を求めてきた。

この新たな認定により、フランスのナイトクラブ業界全体の発展が期待されている。
今回のフランス政府の動きは、 ベルリンの地方自治体がナイトクラブを文化施設として認めるためにとった措置を踏襲している。