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ULTRA JAPANの音楽カルチャーの移り変わり

今年で8回目の開催となる「ULTRA JAPAN 2023」はEDMという大波とともにダンスミュージック・シーンだけでなく、その他の層にまでリーチさせ、1つのムーブメントを作りあげてきました!

EDMとは、正式には「Electronic Dance Music」というジャンル名であるように、その定義は極めて曖昧であり、さらに言えば決めたところで大した意味はありません・・

EDMミュージックについての記事はこちら▼
https://edmmaxx.fwd-ink.jp/news/28062

「ULTRA JAPAN」で流れるEDMは、LED満載の巨大な会場で鳴らすことを目的としたプログレッシブハウスやトランス、エレクトロハウス、ダブステップなどの賑やかな音楽のジャンルの印象が強いのかと思います。

大抵の人が、「どんなジャンルか」と言うよりも「クラブで流れてる曲」で認識しているのではないでしょうか?中には「TikTokで流れてた曲」という認識の方もいるかも?

なんと、今年のULTRA JAPANは
【1日目】従来のEDM路線をしっかりと発信
【2日目】“非EDM”的とも呼べるDJたちがプレイ
まるで異なる方向性を持った2つのダンスミュージック・フェスティバルが開催されるような構図となっているのです!

まず1日目は

これまでのULTRA JAPANでもすっかり顔馴染みとなったアーティストが名を連ねており、“いつものULTRA”という安心感を感じます。
間違いなく、ド派手なEDMパーティを楽しむことができるでしょう!

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そして2日目。

いわゆるEDM的な方向ではなく、アンダーグラウンドに軸足を置きつつ
メインストリームに大きな影響を与える存在でもあるケニー・ビーツ、Boys Noize、ペギー・グーへと繋いでいきます。
豪華なアーティストを並べると言うよりもシーンの“今”を体現できるラインナップになっています!

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メインステージの出演アーティストについての記事はこちら▼
https://edmmaxx.fwd-ink.jp/news/28056

今回のラインナップについては近年のダンスミュージックシーンの変化を考え
日本だけでなく世界のクラブシーンを中心に親しまれているハウスミュージックやテクノにも注目をして欲しいという思いも込められているのです。

ULTRA JAPANのヘッドライナーとして存在するスクリレックス。
ハウスミュージックを起点にクラブシーンとポップシーンを自由にクロスオーバーする彼の楽曲・プレイにも注目してみてください!

そしてRESISTANCEにおける密度の濃い世界。
リアクション重視のメインステージに対し、ある種の冒険、壮大な物語を描かんとしたRESISTANCEステージが今年復活します!

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EDMしか知らない世代の方々に、知らない世界を是非感じて欲しいです。
そしてハマって欲しいのです。

深いことを言うと、RESISTANCEフロアは「音と向き合う場所」だと筆者は思っています。
ダンスミュージックには無いような、”ハウス・テクノ”の曲それぞれの繊細な音を聞き分けながら自分の世界で感じてください。

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ULTRA JAPANは今までのイメージを遥かに超えて
流行だけを追うのではなく、ダンスミュージックという文化を
時間と場所を超え繋ぎ、発信し続けていきます!