今年こそ行きたい！ 編集部オススメの海外フェス特集

一生で一度は行ってみたい海外のビッグフェス…だったら思い切って今年こそ行ってみませんか？

今回は編集部が選んだ、今だからこそ絶対行くべきフェス10選を最新情報とともにお届けします。

どれもスゴすぎです。行きたいぞーー！

Ultra Music Festival

2019年3月29〜31日
アメリカ・マイアミ
https://ultramusicfestival.com/

今年も「ULTRA JAPAN」の開催が発表されましたが、その本家となる米マイアミ「UMF」。

日本からも毎回多くのファンが駆けつけるこの人気フェスは、今年でなんと21回目となります。MAIN STAGEをはじめResistanceやLIVE ARENAなど数多くのステージがあり、それぞれで様々なサウンドが楽しめる、その幅広い音楽性も魅力のひとつですね。

今年はアーミン・ヴァン・ブーレンにカール・コックス、ザ・チェインスモーカーズやデヴィッド・ゲッタ、ドッグ・ブラッド、マシュメロ、マーティン・ギャリックス、ティエスト、ゼッドなど錚々たるビッグネームの出演が決定しています。

また、今回からは会場が「Historic Virginia Key Beach Park & Miami Marine Stadium」へと変更となり、新たな歴史の幕開けでもあるだけに、この機会にぜひ春はマイアミへ！

なお、今年はマイアミ、日本のほか2月にはオーストラリアで行なわれ、3月は南アフリカ、6月は韓国とシンガポール、7月はヨーロッパ（クロアチア）などでも開催されます。

Tomorrowland

2019年7月19〜21日＆26〜28日
ベルギー・ボーム
https://www.tomorrowland.com

とにかくスゴイ世界観!! 毎回さまざまなテーマのもと（今年のテーマは“The Book of Wisdom”）、豪華というか、まるでおとぎ話の世界にいるようなセットが立ち並び、演出面も世界最高峰。

そして、ラインナップも強烈で200組以上のアーティストが集結。「Tomorrowland」は誰もが一度は行ってみたいと願う世界屈指のダンスミュージックフェスです。

そのチケットは毎回熾烈な争奪戦で、発売するやいなやすぐさまソールドアウト（世界一チケットが入手困難なフェスとしても有名です）。今年も2月に発売されたチケットは即完売しました。

すでにラインナップは一部発表されており、本祭の顔役とも言える開催地ベルギー出身のディミトリ・ヴェガス＆ライク・マイクを筆頭に大物からローカルなDJまで、あらゆるジャンルのアーティストが出演します。会場内には日々数多くのステージがあるので、もし行くのであれば、あらかじめタイムスケジュールをチェックしておくのはマストです。

ちなみに、今年は3月14〜15日にはフランスのAlpe d’Huezで「Tomorrowland Winter」が初開催！ 純白の世界で繰り広げられるフェスもぜひ体験してみたいものです。

EDC Las Vegas

2019年5月17〜19日
アメリカ・ラスベガス
https://lasvegas.electricdaisycarnival.com

米ラスベガスにあるサーキット場で開催されている「EDC Las Vegas」。

その魅力は豪華なラインナップもさることながら、会場内には多くのアトラクションがあったり、あちこちにアートが並び、大道芸人たちが来場者を楽しませ、さらには炎やレーザーなどによる演出もものすごかったりと、とにかくエンターテインメント性が豊かなところ。ちなみに昨年は3日間の開催で計40万人を動員。1日あたり10万人以上の人が盛り上がっていると考えるとスゴイですね。

今年もすでにチケットは発売中ですが、ラインナップはこれから。昨年はディプロやディミトリ・ヴェガス＆ライク・マイク、カイゴ、ティエスト、マシュメロ、ドン・ディアブロにゼッドなどが出演しましたが、今年は果たして……。

「EDC」は過去にはニューヨーク、メキシコシティ、サンパウロ、上海などで開催され、今年は今のところラスベガスと日本のほかに8月31日〜9月1日に韓国で初めて開催されることが決定しています。

S2O Songkran Music Festival

2019年4月13〜15日
タイ・バンコク
http://www.s2ofestival.com

“世界で最もズブ濡れになるフェス”として知られるタイの「S2O」。

2015年にスタートした本祭は、タイの旧正月の水かけ祭り“ソンクラーン”とダンスミュージックをコラボしたアジア最大級の水と音楽のフェスティバルです。

昨年日本にも初上陸し大好評でしたが、やっぱり本家はその規模感が違います。近年は3日間で計6万人がズブ濡れになり、その盛り上がりも半端なしです。

今年のラインナップはヘッドライナーにはファットボーイ・スリム、ティエスト、スティーヴ・アオキと超豪華。さらには、ロビン・シュルツにベースジャッカーズ、ブラウ、ネットスカイ、スロットルや1788-Lなどなんとも興味深い顔ぶれが集まっているだけに、今回も大熱狂は確実です。

アメリカやヨーロッパに比べてもタイなら行きやすいだけにぜひ。とにかく盛り上がりたい人にはオススメです。

Coachella Valley Music And Arts Festival

2019年4月12〜14日、19〜21日
アメリカ・カリフォルニア
https://www.coachella.com

その規模感＆壮大さは名だたるビッグフェスの中でも随一！ 舞台は米カリフォルニアのコロラドの砂漠地帯、広大な土地で開催される、全米でも一二を争う人気フェス「Coachella」。

1993年に米ロックバンドのパール・ジャムが開催した大規模野外フェスを前身とし、1999年から公式開催。現在は2週に渡り計6日間で60万人以上の動員を集めています。また、数多くのセレブが訪れるフェスとしても有名ですね。

会場内にはステージの他にもテーマパークのような場所や様々なフードコートが用意され（まるで街のよう！）、さらにはいたるところにアートが点在しています。そして、そんな「Coachella」に登場するのはEDMなどのダンスミュージックに限らず、ヒップホップにロック、ポップとあらゆるジャンルのアーティストが登場し、サプライズが多いことでも知られています。

今回のラインナップは4月12日＆19日は、今年のグラミー賞で年間最優秀レコード年間最優秀楽曲ほか四冠に輝いたチャイルディッシュ・ガンビーノを筆頭に、the1975やDJスネイク、ディプロ。さらにはフィッシャーやニーナ・クラヴィッツ、ジョーズなどが出演。

テーム・インパラをヘッドライナーに迎えた13＆20日には、エイフェックス・ツインやJバルヴィン、ビリー・アイリッシュ、フォーテット、グリフィン、ディープ・ディッシュら。

そして、14＆21日はアリアナ・グランデが登場！ その他、カリードにゼッド、ディロン・フランシス、H.E.R.、ナイトメア、日本からもPerfumeがラインナップされています。行くのがちょっと大変ですが、行けばそこはパラダイス☆ 音楽ファンなら一生に一度は行くべしです。

Creamfields

2019年8月22〜25日
イギリス・チェシャー
https://www.creamfields.com

カルヴィン・ハリスの出演が話題となった「Creamfields」は、ダンスミュージックのメッカ・イギリス最大級のフェスティバル。

1998年から開催され、21世紀に入るとオーストラリアやメキシコ、アルゼンチン、ブラジル、スペイン、ロシア、チェコなど世界各地へと伝播し、2017年からは香港、台湾でも開催されています。

本祭の一番の魅力と言えば、ダンスミュージック界の錚々たる顔ぶれが並ぶ豪華絢爛なラインナップ。

今年もカルヴィン・ハリスの他に、キャメルファット、カール・コックス、チェイス＆ステイタス、ザ・ケミカルブラザーズ、デッドマウス、ディロン・フランシス、ディミトリ・ヴェガス＆ライク・マイク、ファットボーイ・スリム、マーティン・ギャリックス、オリヴァー・ヘルデンス、ティエスト、さらには復活のスウェディッシュ・ハウス・マフィアも！ これはたまりませんね。

Amsterdam Dance Event

2019年10月16〜20日
オランダ・アムステルダム
http://www.amsterdam-dance-event.nl

ティエストやアーミン・ヴァン・ブーレン、マーティン・ギャリックスをはじめ、数多くのトップアーティストを輩出してきたダンス大国オランダ最大の都市アムステルダムで1996年から開催されている「ADE」。

昨年、ハードウェルがDJ＆ツアー活動の無期限休業前、最後に出演したのがこのイベントでした。

会期中はアムステルダムの街中が「ADE」一色となり、様々なジャンルのトップアーティストが出演する数多くのビッグイベントが開催されるとともに、世界中のクラブやダンスミュージック関係者が集い、ワークショップやカンファレンスも行なわれます。

その総計は約200ものベニューで昼夜にわたり大小1000イベント以上が開催され、2500組以上のアーティスト＆パフォーマーが参加となんともビッグな祭典です。未知なる音楽や刺激がいっぱいの「ADE」。

10月までまだまだ時間があるので、この秋はアムス音楽旅行はいかがでしょう？

World Club Dome

2019年6月7〜9日
ドイツ・フランクフルト
https://www.worldclubdome.com/

ドイツのラジオ局Big City Beatsが主催するダンスミュージックフェス「World Club Dome」。

まだまだその歴史は浅いものの着実に支持を集め、近年は15万人以上の動員を誇る人気フェスへと成長。2017年にはアジアへと進出し、韓国で「World Club Dome Korea」も開催されています。

こちらも毎回さまざまな会場に豪華な出演者が登場していますが、今年もアリソン・ワンダーランドにアーミン・ヴァン・ビューレン、ボーイズ・ノイズ、デイヴ・クラーク、デヴィッド・ゲッタ、ディミトリ・ヴェガス＆ライク・マイク、ドン・ディアブロ、ダブファイア、ロスト・フリークエンシーズ、マシュメロ、ナーヴォ、ニーナ・クラヴィッツ、ロビン・シュルツ、スヴェン・フェイト、ティミー・トランペット、W&Wらの出演が決定済みです。

またプレイベントも開催されており、今年は8月12〜16日にはバルセロナからイビサを巡るクルーズも行なわれます。

ちなみに、昨年は「WORLD CLUB DOME Zero Gravity」と銘打ちジェット機の中で無重力空間イベントが開催され大きな話題になりました。

Electroland

2019年7月5日〜7日
フランス・パリ
http://electroland-disneylandparis.com

今年の開催が発表されたばかりの「Electroland」。

その舞台は、なんとフランス・パリの夢の国ディズニーランドです。

これは2017年にパリのディズニーランド25周年を記念しスタートしたフェスで、初年度にはスティーヴ・アオキやナーヴォら、2年目にはディミトリ・ヴェガス＆ライク・マイクやアフロジャックなど錚々たるアーティストが出演していますが、会場ではプロジェクションマッピングやレーザー＆花火などの豪華なショーが催され、さらにはディズニーランドならではの様々な演出も魅力です。もちろん、園内のアトラクションを楽しむこともできるとか。

なお、今年は現在アーミン・ヴァン・ブーレンとスティーヴ・アオキの出演が発表されています。フランスでやるならぜひ日本でも開催してほしい！

Holy Ship!

2019年1月5日〜8日／9日〜11日
アメリカ・マイアミ
https://holyship.com

最後は大型客船でフェス！ となんとも贅沢な「Holy Ship!」。

会場はレストランやバー、さらにはカジノやプールなどさまざまなアトラクションを搭載した全長300m級の大型クルーズだけに、その居心地は抜群。

そこで連日豪華なラインナップのもとパーティが開催されつつ、それだけじゃないのがスゴイところ。なんと、途中で島に立ち寄りビーチパーティも。

ただ、こちらは毎年1月に開催されているため、次は2020年までお預けです。


Text by EDM MAXX編集部