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ULTRA MUSIC FESITIVAL 2018 現地レポート①

1999年に米国マイアミで始まって以来、今年で20回目を迎える「ULTRA MUSIC FESTIVAL(以下UMF)」が2018年3月23日に初日を迎えた。今年も晴天に恵まれ、入場ゲートはオープン前から長蛇の列。世界中からダンスミュージックファンが集まる「UMF」だが、今年はこれまでと比べてアジアからの来場者が多くみられた。

初日、特に盛り上がりを見せていたのは「ULTRA MAIN STAGE」と「ULTRA WORLD WIDE」ステージ。

会場オープンと同時にゲートをくぐると最初に現れる「ULTRA WORLD WIDE」ステージでは、日本を代表するDJのKSUKEがオープニングと同時にクラウドをロック。KSUKEの楽曲を口ずさむ海外のファンも見られ、気づけばステージは満員に。海外での人気の高さを証明する形となった。

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「ULTRA WORLD WIDE」ステージではダブステップ、フューチャーベース、トラップ系の楽曲で盛り上がるシーンが多くみられ、特に印象に残ったのはロンドン・オン・ダ・トラック(London On Da Track)のDJセット。

音楽プロデューサーでもあり、ラッパーとしても数々の著名人とコラボしてきた実力を活かし、ヒップホップ系の楽曲を中心にその巧みなマイクパフォーマンスと選曲でオーディエンスを完全に捉え、縦ノリのビートに乗ったファン達の熱量と一体となり、会場は熱狂の渦と化した。

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「ULTRA MAIN STAGE」では初日から層々たるメンバーがプレイしていたが、サンセット前に登場したスティーヴ・アオキはアーバン系に寄せたセットを展開。

盛り上がりを見せる中、なんとステージにサプライズでローレン・ジャウリギーが登場。コラボ楽曲である”All Night”のリミックスをパワフルに歌い上げ、ライブ独特の一体感を生み出した。

さらにサプライズはまだまだ続き、スティーヴ・アオキの呼び込みでダディー・ヤンキーが登場。人気曲”Azukita”を生で披露すると、会場の一体感はピークに達した。

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その後もアーミン・ヴァン・ブーレン、ハードウェルと日本でも絶大な人気を誇るメンツが次々とプレイした後、DJスネイクが登場。

“Propaganda”などの人気曲で盛り上げ、中盤にはゲストでJバルヴィンが登場し”Mi Gente (NGHTMRE Trap Remix)”を披露。DJスネイクの迫力のあるステージに華を添えた。

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初日のトリであるアクスウェルΛイングロッソは”Dreamer” “More Than You Know” “On My Way”など、自身の人気曲を中心にメロディアスなEDMをまとめたセットを披露。最後にステージのモニター上には意味深な3つの点が映し出された。

今年で20周年を迎える「UMF」ではスウェディッシュ・ハウス・マフィアの復活がSNS上で噂されており、最終日のシークレットゲストとして実現するかに注目が集まる!

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「RESISTANCE (CARL COX MEGASTRUCTURE)」ステージでは、カール・コックスの盛り上がりはもちろんのこと、ジョセフ・カプリアッティが安定感のあるグルーヴでオーディエンスを引き込み、メインステージとはまた違った形のうねるような一体感を創りだしていたのが印象的だった。

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「RESISTANCE (ARCADIA SPIDER)」ではホット・シンス82が持ち前の疾走感のあるテックハウス、ディープハウスを中心にDJセットを披露し、スパイダー上部に設置されたDJブースからスタイリッシュな空間を作り出していた。

今回の「UMF」では、20周年サプライズが3つあるとアナウンスされている。ファンの間で様々な憶測が飛び交っているが、一体何が起こるのか!?

残りの2日間で起こるであろう奇跡から目が離せない!


Text by EDM MAXX編集部