① マーティン・ギャリックスが世界ナンバーワンDJに
『DJ Mag』恒例のTOP 100 DJsのランキングでマーティン・ギャリックスが史上最年少ナンバーワンの座を獲得。
4位(14年)→3位(15年)→1位(16年)と順調にコマを進めて、とうとう20歳で世界を制覇。日本語でも投票できるようになったので、日本のファンの力も大きかった?
マーティンはクラブシーンのみならず、ポップチャートでも大健闘。Bebe Rexha(ビービー・レクサ)と共演したヒット曲“In The Name Of Love”のおかげで知名度も飛躍的にアップしましたよね。
② ザ・チェインスモーカーズが大ブレイク
ポップチャートで大健闘といえば、後にも先にもザ・チェインスモーカーズ。2016年の台風の目は間違いなくこの2人!
何しろ“Closer ft. Halsey”は12週連続全米ナンバーワン、“Don’t Let Me Down ft. Daya”は全米3位と、立て続けにメガヒットを連打。
アメリカンミュージックアワードではEDM部門で受賞。2017年2月のグラミー賞での結果が楽しみです。
去年8月には『Summer Sonic 2016』で来日。ビーチステージで彼らを観た人は、超ラッキー!彼らをあんなに近くで観れるチャンスは、もうないかも?
③ 円満破局から一転、泥沼化!! カルヴィンVSテイラー
音楽界最強の億万長者カップル、カルヴィン・ハリス&テイラー・スウィフトが破局!…したのは仕方がないとして、円満そうに見えた破局が突如泥沼化。
テイラーがカルヴィンのヒット曲“This Is What You Came For ft. Rihanna”のゴーストライターとして共作していたと暴露したのに対してカルヴィンはブチ切れ、一気にバトルモードへと。
その後、2人はなんとなく和解した様子。テイラーはすぐさま俳優のトム・ヒドルストンと交際をスタートさせたが長く続かず。
ケイティ・ペリーやカニエ・ウェスト(&妻のキム・カーダシアン)との確執もあり、優等生テイラーのイメージにもやや陰りが…。
④ アヴィーチー、ラストツアーで遂に来日
つ、つ、ついに来たアヴィーチー!!! 3度にわたるドタキャンを経て、4度目の正直! 遂に初来日公演を6月に敢行。
同時に、ツアーからの引退宣言もしちゃったので、もしや見納めかも?
とはいえ2017年はニュー・アルバムのリリースなども予定されているようなので、彼の心変わりを期待したいですね。
⑤ トロピカル旋風吹き荒れる中、カイゴ来日
トロピカル王子ことカイゴが『ULTRA JAPAN 2016』で初来日。デビューアルバム『Cloud Nine』を引っさげて、トロピカルハウスを広く伝授。
英米のヒットチャートも、シーア、リアーナ、フィフス・ハーモニーからマルーン5にジャスティン・ビーバーまで、トロピカル旋風が吹き荒れました。
⑥ ジャスティン・ビーバー来日中にこっそりデート
トロピカルサウンドで男を上げたジャスティン・ビーバーも8月に来日公演を敢行。その際に一緒に連れてきたのが、ニコール・リッチーの妹(つまりライオネル・リッチーの娘さん)のソフィア・リッチー、来日時は17歳。
一方のジャスティンはといえば22歳。う〜ん、釈明会見しなく大丈夫なんでしょうか(笑)。
ジャスティンは、メジャー・レイザーやDJスネイクのヒット曲にもボーカルを提供して、音楽活動は絶好調。でも私生活は相変わらずトラブル続きのようで、とうとうツイッターも辞めちゃったようです。
ジャスティンとソフィアは明治神宮を観光したり、なぜだか上野公園でアヒル(白鳥?)ボートに乗ったりも。
Japan
Sofia Richieさん(@sofiarichie)が投稿した写真 –
⑦ デヴィッド・ゲッタのイビサの豪邸に不審者!しかも2度目!!
デヴィッド・ゲッタのイビサの豪邸マンションにナイフを持った男が侵入。
すぐさま逮捕されたものの、この不審者がこのデヴィッド・ゲッタの別荘に侵入して捕まったのは、これで2回目!
金品目当て?それともゲッタ様の熱烈ファン?
⑧ ポール・ヴァン・ダイクがステージから転落して大怪我
ベテランDJ、ポール・ヴァン・ダイクがオランダのユトレヒトで開催されていた『A State Of Trance Festival』のパフォーマンス中にステージから転落、椎骨を骨折する重症に。
このフェスの主宰者でもあるアーミン・ヴァン・ブーレンはその後のパフォーマンスをキャンセル。アーミンは「これまでのキャリアで一番辛い事件だった」と振り返っているほどショックは大きかった様子。
ポールは幸い一命を取り留めて、3ヶ月後には完治とはいかないものの何とか現場に復帰。ステージから6メートルも落下したそうです。
⑨ スポティファイ日本上陸
音楽ストリーミングサービスの黒船、スポティファイが、ついに日本上陸。
各社出揃ったストリーミングサービスはもちろん、レコード会社やダウンロードサイト、CDショップやレンタルショップ、日本の音楽業界全体が、けんけんごうごう(大騒ぎ)。
これで音楽の聴き方が一気に変わるかも?
⑩ 日本にもEDMブームが到来
NTTデータは
「イマツイ」がツイッター全量データから分析した2016年の音楽トレンドは“EDM”だったと発表。
ここ数年じわじわと来ていたのが、2015年の年末から倍増、“2016年に入って本格的なムーブメントが到来”だそうです。
『electrox』『ULTRA JAPAN』はもちろん、『Electric Zoo Beach』『MUSIC CIRCUS』『Sensation』などなど、どんどん増えてきたEDMフェスの影響力も大きそうですね。
こうして振り返ると、日本でもEDMシーンが、ますます盛り上がってきたのが実感できますよね。
Text by EDM MAXX編集部(Q)