アメリカ最大の音楽賞
「第59回 グラミー賞」のノミネートが発表されました。今年は最多となる9部門で候補に挙がったビヨンセ VS アデルの対決が一番の見どころとなりそう。
でも・・・EDM好きとして一番注目したいのが、なんといっても
ザ・チェインスモーカーズの大健闘!
“新人”部門で候補に挙がったほか、
“ポップ・デュオ/グループ”部門でも“Closer ft. Halsey”が、
“ダンス”部門で“Don’t Let Me Down ft. Daya”が候補に。
“ダンス”部門のみならず、主要部門の“新人”や“ポップ”部門でも選出されたところに、彼らの人気の幅広さがうかがえます。
その他、主要部門では
“アルバム”部門で、
ジャスティン・ビーバーの『Purpose』が候補に。アデルやビヨンセ、ドレイクと対決することに。
ジャスティン・ビーバーは
“ソング”部門にも食い込んでいて、エド・シーランとの共作ナンバー“Love Yourself”が対象に。
同じ部門には、ビヨンセの“Formation”、アデルの“Hello”など強力なナンバーが揃っているうえ、意外なところではマイク・ポズナーの“I Took A Pill In Ibiza”がひょっこり選出されていたりも。
“ダンス”部門では、
フルームがアルバムとシングルの両方で入選の快挙。
“映像メディア用ソング”部門には、スクリレックスとリック・ロスとの共演ナンバー“Purple Lamborghini”(映画『スーサイド・スクワッド』)がノミネートに。
“音楽映画”部門にはスティーヴ・アオキのドキュメンタリー『I’ll Sleep When I’m Dead』が選ばれているけど、ここでも女王ビヨンセによる『Lemonade』と対決です。
人気や売り上げより、アーティスト性や社会性が重要視されるグラミー賞。そこにザ・チェインスモーカーズやジャスティン・ビーバーが食い込んだのは、ダンスシーンとしても快挙と言えそう。
受賞作品は2017年2月12日に最終発表です!
Text by Hisashi Murakami