NEWS
EDITOR'S PICK

「ULTRA MUSIC FESTIVAL 2016」のEDMオススメ必聴曲10選

日本でも大人気「ULTRA JAPAN」の本家といえば、アメリカ・マイアミで開催される世界最高峰の都市型ダンスミュージックの祭典「ULTRA MUSIC FESTIVAL」。今年3月の開催に向けて、現在までに発表されている出演者からオススメのEDMアーティストをピックアップ。これさえ聴けば気分は常夏のマイアミ!

毎年3月にアメリカ・マイアミにて開催される世界最大級の都市型ダンスミュージックの祭典「ULTRA MUSIC FESTIVAL」(以下、UMF)!

ご存知「ULTRA JAPAN」の本家本元となっているこの「UMF」は、世界でも最も大きなフェスの1つで、歴史もあり規模も大きく、日本でも大人気! きっと3月にはマイアミへ! という人も多いのでは。

そこで今回は、「UMF2016」に出演する豪華DJたちの中からEDM MAXX的にオススメの10人10曲をチョイス!

代表曲というより新曲を中心に「UMF」でもかかるであろう楽曲を揃えてみたので、実際に現地へ行く人はもちろん、行けない人もこれでぜひ「UMF」気分を味わってみてください!

01. Avicii“Broken Arrows”


他のEDMアーティストたちとはひと味違う、オリジナリティ溢れるサウンドで世界を魅了するアヴィーチー。

来日キャンセルが続く彼ですが(泣)、「UMF」では毎年会場を大いに盛り上げ、今年もどんなプレイをしてくれるのか期待大です。

そんな彼の“Broken Arrows”は、背面跳びを生み出したとされる実在の金メダリスト、ディック・フォスベリーに関する実話を元に制作されたと噂されるミュージックビデオが話題になりました。

この味のある歌声は、フィーチャーしたザック・エフロンのもの。2015年にリリースされたアルバム『Stories』の中でも特にポップでハッピーなこの曲は、マイアミの陽気にピッタリです。

02. David Guetta“Bang My Head feat Sia & Fetty Wap”


昨年の「ULTRA JAPAN」では大トリをつとめ、EDMのパイオニアたるその実力を存分に見せつけてくれたデヴィッド・ゲッタ。

昨年発表したこの曲“Bang My Head”は、アデルっぽい特徴的な歌声で“Titanium”“She Wolf”でもボーカルを担当した、彼と相性抜群のシンガー、シーアをフィーチャー。さらには、2015年ブレイクした片目の人気ラッパー、フェティ・ワップを早速起用しているところもゲッタらしいチョイスですね!

若干遅めのBPMで多幸感たっぷり。ぜひ、素敵なマイアミのビーチを思い浮かべながら聴いてください!

03. Eric Prydz“Opus”


アメリカの人気ソーシャルサイト:RedditのDJランキングで見事1位を獲得したエレクトロ〜ハウス界のスーパースター、エリック・プライズ。

スウェーデン・ストックホルム出身で現在はLAを拠点に活躍している彼ですが、なにせ飛行機嫌いのためなかなか来日することもなく……それだけに「UMF」に行ったらぜひ見たいアーティストです。

この曲、“Opus”は今年2月リリース予定の、なんとファースト・アルバム『Opus』からの先行シングル。ためにためた後にやってくるブレイクは、気持ち良さ満点!

ホログラムやレーザーなどを多用する彼のショー「EPIC」のチケットも軒並みソールドアウト。ぜひ「UMF」に行く人は彼のステージを見てみてください!

04. Hardwell“Blackout”


2013、2014年とDJ Magの人気DJランキングを連覇しつつも、2015年は首位の座を惜しくもディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクに明け渡してしまったハードウェル。ですが、彼のプレイはなにひとつ変わりません! 今年の「UMF」でも注目されること間違いなしです。

そんな彼がつい先日、28歳の誕生日(1月7日)を自ら祝って、フリーダウンロードで発表した“Blackout”。キング・オブ・EDMが放った今年の一発目は、硬質なビートとハードなシンセの渦で、これぞEDM!と叫びたくなるような1曲。

超絶に盛り上がる「UMF」の群衆が目に浮かびます。

05. Kygo“Stay ft. Maty Noyes”


Apple Musicが激プッシュするノルウェー出身の若きプロデューサー、カイゴ。昨年はノーベル平和賞でEDMアーティストとして初めてプレイしたのも記憶に新しいところ。

この曲“Stay ft. Maty Noyes”は、そのステージでも披露された彼の代表曲です。緩めのBPMと切なげなマティ・ノイエスのボーカルが見事にマッチ!

ちなみにカイゴ本人がピアノを弾くアコースティックバージョンもビューティフル。トロピカル・マスターとも称される彼のサウンドが、常夏の楽園マイアミにあわないハズがない!

気持ちいい時間を過ごした人はぜひ「UMF」でも彼のステージへ!

06. Martin Garrix“Bouncybob (Feat. Justin Mylo & Mesto)”


2016年で20歳という若さながら、昨年のDJ Magのランキングではベスト3にランクイン! もはやEDMシーンを代表するスーパー・アーティストとなったマーティン・ギャリックス。そんな彼ももちろん「UMF」参戦です。

この曲“Bouncybob”は、今年のお正月早々、お年玉的にフリーダウンロード配信され大きな話題になりましたが、タイトル通りのバウンシーな曲調で、彼ならではのメロも特徴的。同郷でBDエンタテインメントに所属するニューカマー、ジャスティン・マイロとメストをフィーチャーしています。

2014年に初開催された「ULTRA JAPAN」に出演していましたが、また来日してくれないですかね。日本でも見たい!

07. Pendulum“Witchcraft”


今回の「UMF」で一際話題になっているのがペンデュラム。2012年に一時活動を休止し、中心メンバーによるユニット、ナイフ・パーティでの展開が目立っていましたが、昨年は「V Festival」に出演し、「ULTRA JAPAN」でもDJセットで登場。

そして、なんとこのたび「UMF」ではペンデュラム・リターンズとしてライヴをすることに! ファンにとっては嬉しい限りですね。

彼らのハードなドラムンベースサウンドはEDMラバーにも突き刺さるはず。今回はそんな彼らの代表曲の1つ“Witchcraft”をピックアップしてみました。久しぶりの大舞台で、彼らがどんなステージを披露してくれるのか楽しみでしょうがありません!

08. DJ Snake“Middle ft. Bipolar Sunshine”


2015年はメジャー・レイザーとの“Lean On”がダンスミュージック・シーンのみならず、全音楽シーンを沸かせたDJスネーク。

「ULTRA JAPAN」でも素晴らしいセットを披露してくれた彼もまた今回の「UMF」に出演。直球EDMとはまた違う、トラップ〜トワーク、ディプロ系のサウンドできっとマイアミを大いに盛り上げてくれることでしょう。

今回紹介する“Middle”は、英マンチェスターのグループ、キッド・ブリティッシュで活動をしていたシンガー、バイポラー・サンシャインをフィーチャーし昨秋リリース。USダンスチャートでも10位を獲得しました。

前述の“Lean On”をはじめ、“Bird Machine”“Get Low”“You Know You Like It”とヒットを連発、彼の勢いはとどまることをしりません!

09. Tiesto & Don Diablo“Chemicals Ft.Thomas Troelsen”
https://www.youtube.com/watch?v=35rBrVPdUzY

現在のEDMシーンで活躍しているアーティストたちに大きな影響を与え、自らもトップの座に君臨し続けるDJ界のレジェンド、ティエストも「UMF」のような大舞台に欠かせませんね。数々のビッグフェスを唸らせてきたそのプレイはまさに必見です。

そんな彼が昨年の「Tomorrowland」で初披露し、大きな話題を呼んだのがこの曲“Chemicals”。ドン・ディアブロとコラボし、デンマーク出身のシンガーソングライター、トーマス・トロールセンをフィーチャー。

ビッグルーム栄えする、レジェンドならではの間違いない楽曲です!

10. Zedd“Beautiful Now ft. Jon Bellion”


ワールドツアー「TRUE COLORS TOUR」は、世界各地で大盛況。先日の日本公演でも2日間でのべ3万人のファンを魅了したゼッド。

そのステージのクオリティの高さは、世界中を驚かせていますが、「UMF」でははたしてどんなステージを見せてくれるのか、期待は高まるばかりです。

そんな彼の2015年の代表曲の1つが、アメリカのシンガーソングライター兼ラッパーのジョン・ベリオンをフィーチャーした“Beautiful Now”。一度聴いたら忘れられないメロディと、「君は美しい」のストレートなラブソングが心揺さぶる1曲ですね。

miami-billing-phase2-update-2-1
ULTRA MUSIC FESTIVAL 2016
日 程:2016年3月18日〜20日
会 場:Bayfront Park, 301 North Biscayne Boulevard, Miami, Florida, USA
http://ultramusicfestival.com/
 
Text by Tomotaka Hoshide