Photo by Joy Orbison’s Instagram
NEW RELEASE

XL Recordingsからの刺客 Joy Orbison 大ヒット「flight fm」に続く新曲をリリース

Joy Orbison & Joe James - bastard

Joy Orbison(ジョイ・オービソン)がUKのラッパーJoe James(ジョー・ジェームス)とともに、NEWシングル「bastard」をXL Recordingsよりリリース。



Joy Orbisonはダブステップ、UKファンキー、UKガラージ、ハウス、ジャングルといったジャンルを融合させた独自のスタイルで知られる、ロンドンを拠点に活動するDJ/プロデューサー。2024年にリリースされた「flight fm」は、一大クラブ・アンセムとなり、DJ MagのBest Of British Awardsでは“Best Track”および“Best DJ”に選出されるなど、大きな成功を収めた。世界各地でのヘッドライン・ショーでも「flight fm」は進化を続け、無数のエディットが生まれる中、最終的にはFred Again..によるLil Yachty「Flex Up」がマッシュアップされたエディット「flex fm (freddit)」がオフィシャルリリースされた。


世界中のクラブシーンを席巻したシングルに続く、2025年初となるJoy Orbisonの楽曲「bastard」は、UKアンダーグラウンド・ラップシーンで頭角を現すJoe Jamesとのコラボレーション。繰り返されるあたたかなシンセのフレーズに緩やかなパーカッションやサウンドエフェクトが散りばめられており、シンプルなトラックがJoe Jamesの詩的なリリックをより引き立てる。グルーヴィーでありながらメランコリックな雰囲気を持つ1曲だ。

リリースに際し、Joy Orbisonは次のようにコメントしている。
「bastardは、雨の日に数時間で作ったものなんだ。Joeとは初対面だったけど、お互いに似た音楽的アイデアを探求していることにすぐ気づいた。彼はすごく明確なサウンドを頭の中に持っていて、それが新鮮だった。正直、彼に驚かされたよ。でも最終的に、普段なら考えもしなかったようなビートをプレイしてみたら、すぐに「これで試したい」って言ってくれたんだ。録音したボーカルは、たった1回のテイクだけ。Joeはソファに腰掛けながら、マイクを手に持ったまま歌ったよ。周りに何人かいたはずなのに、一発で録れたのが驚きだ。アドリブもダブリングも無し、録り直しも一切しなかった。それで十分だと分かっていたからね。Joeには飄々とした雰囲気があるけど、彼の描くイメージはとても鮮烈だ。この曲を聴くと、彼の言葉が頭の中に映像として浮かんでくる。たくさんのアイデアを練りすぎて、自分で曲を台無しにしてしまうこともあるけど、bastardはスタジオを出た瞬間から、まるで自分の意志を持ったかのような存在になった。帰りのタクシーの中で何度もリピートして聴いたよ。まるで初めて聴いたかのようにね。みんなにも気に入ってもらえたら嬉しいな。」

Joy Orbisonは、3月にオーストラリアツアーを敢行。5月にはニューヨーク・ブルックリンのUnder The K Bridge Parkで開催されるFour Tet主催のイベント“Four Tet & Friends”に出演する。