ジャズやソウル、ファンクから影響を受けた洗練されたサウンドで人気を博しているオーストラリアのDJ/プロデューサーYoung Francoが、待望のデビューアルバム『It’s Franky Baby』をリリース。
アルバム『It’s Franky Baby』には、ジャンルの垣根を超え、最先端のプロダクションが詰め込まれた全10曲が収録。ディスコ、イタロディスコ、ダンスミュージック、ラップ、パンクなど多彩なジャンルが融合したエネルギッシュな作品で、イタリア、ナイジェリア、ジャマイカなど、世界各国の音楽からインスピレーションを受けたサウンドが散りばめられている。
またアルバムには、Denzel Curry、EARTHGANG、Franc Moody、Kah-Lo、p-rallel、piri、Tommy Villiersそしてレゲエ界のレジェンドGeneral Levyなど、豪華アーティストが参加している。
アルバムのオープニングを飾るのは、Hybrid MindsやTSHAとも共演経験のあるUKインディ界の超新星・Master Peaceを迎えた「Wake Up」。2000年代初期のエレクトロポップの要素と、日曜の朝のゆったりとした雰囲気が漂う楽曲で、Young Francoの世界観へとリスナーを惹きこんでいく。
続く「Daydreaming」では、ロンドンを拠点とするファンクデュオFranc Moodyとコラボレーション。Young Francoの代名詞とも言える スライドするベースライン、可愛らしくリズムを刻むシンセやピアノのメロディがFranc Moodyのソウルフルなボーカルを最大限に引き立てている。
アルバムの中盤に登場するのが、Tommy Villiersとともに「Piri & Tommy」としても活躍するUKダンスポップ界の新星Piriとのコラボトラック「Going On」。弾むようなUKガラージビートにポップでドリーミーなメロディがのった爽快なナンバーだ。
続く「Sing It Back」では、UKガラージとハウスをブレンドしたスタイルで知られるプロデューサー・p-rallelとともにMolokoの名盤をリメイク。ノスタルジックな雰囲気を感じさせるリズムと、陽光降り注ぐビーチパーティーのような雰囲気が心地よい。
なお、p-rallelは2月7日(金)にCIRCUS Osakaで、10日(月)にCIRCUS Tokyoで初来日公演が決定している。
そして本アルバムで注目すべきトラックと言えば「Give Thanks, Give Praise」だろう。
UKダンスホールのレジェンドGeneral Levyと、気鋭のプロデューサーTommy Villiersが参加。シャープなドラムンベースのビートに早口で畳み掛けるレゲエボーカルが組み合わさったエネルギッシュなアンセムだ。
今作に関してYoung Francoは次のようにコメントしている。
「Tommy Villiersは素晴らしいプロデューサーだ。この曲は彼なしには生まれなかった。また、General Levyがオーストラリアにいた時、僕は彼の大ファンだからずっと彼のページをチェックしていた。彼が次にどこでライブをするのか気になって見ていたら、なんとシドニーにいたんだ。それで連絡を取ってみたら、スタジオに来てくれることになった。こんな伝説的なアーティストと一緒に制作できるなんて、本当に幸運だった。彼はジャンルの発展において重要な存在で、一緒に作業できたことは特別な経験だったよ。」
Young Francoは2月よりアルバムを引っ提げたツアーを敢行。地元ブリスベンを皮切りにオーストラリア各地をまわり、3月にはアメリカ公演も予定されている。
(詳しいツアー日程はYoung Franco公式HPへ:
https://youngfranco.com.au/)
『p-rallel Japan Tour』
<日程>
大阪:2025年2月7日(金) OPEN 23:00
東京:2025年2月10日(月・祝前) OPEN 23:00
<場所>
大阪・心斎橋 CIRCUS Osaka
東京・渋谷 CIRCUS Tokyo
<公式HP>
大阪:
https://circus-osaka.com/event/p-rallel/
東京:
https://circus-tokyo.jp/event/p-rallel-japan-tour-in-tokyo/