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ROSÉ GMO SONIC 2025 レポート

スペシャルゲストとして登場したROSÉ。Bruno Marsとの大ヒットソング「APT.」を含む圧巻のステージで観客を魅了

1月25日(土)、26日(日)の2日間にわたり開催された「GMO SONIC 2025」。DAY2のスペシャルゲストとして登場したのは、BLACKPINKのメンバーとして世界的な成功を収め、ソロアーティストとしても躍進を続けるROSÉ。現在、世界的ヒット中のBruno Marsとのコラボ曲「APT.」、そして2024年10月にリリースした1stアルバム『rosie』を引っ提げ、GMO SONICのステージに立った彼女は、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了した。今回はその様子をレポートしていく。

〈ROSÉとは〉
BLACKPINKのメンバーとして2016年にデビューし、瞬く間に世界的な影響力を持つアーティストへと成長。ソロアーティストとしても2021年に「On the Ground」でデビューし、米ビルボード・グローバル200チャートで1位を獲得。2024年12月には初のフルアルバム『rosie』をリリースし、Bruno Marsとのコラボ曲「APT.」がBillboard Hot 100で8位、英国オフィシャルチャートで4位を記録するなど、グローバルポップスターとしての地位を確立した。また、SAINT LAURENTやTiffany & Co.のグローバルアンバサダーも務め、音楽だけでなくファッションの分野でも影響力を持つ存在。


イントロが流れ始めると、大歓声の中ROSÉがステージに登場。オープニングを飾ったのは、1stアルバム『rosie』の収録曲「toxic till the end」。深みのあるボーカルとエモーショナルなメロディが響き渡り、一気に観客を引き込んだ。



続いて披露した「3am」では、煌びやかなレーザー演出が加わり、幻想的な空間を創出。ステージに座りながらリラックスした雰囲気で歌い上げる姿に、観客は酔いしれた。



その後、未発表曲「vampirehollie」をサプライズで披露し観客を驚かせ、続いてアルバム収録曲「two years」と「drink or coffee」では、美しい夕焼けを映し出した映像演出とリンクしたエモーショナルなパフォーマンスを展開。ドラマチックな演出の中、ROSÉの感情豊かな歌声が響き渡り、観客は息を呑むように聴き入った。



スクリーンに映し出された空が一気に明るくなると、ファン待望の「APT.」がスタート。このBruno Marsとの世界的ヒット曲が流れると、この日最大の歓声が巻き起こり、会場のボルテージは最高潮に。さらに、ROSÉはステージを降りてファンのもとへ向かい、観客席でファンとハイタッチを交わすサプライズを敢行。オーディエンスの歓声は一層大きくなり、大歓声に包まれながらパフォーマンスを締めくくった。



GMO SONIC 2025のスペシャルゲストとして華を添えたROSÉ。約20分という短い時間ながらも、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了し、強烈なインパクトを残した。ソロアーティストとしての躍進を続ける彼女が、今後どのような進化を遂げるのか、さらなる活躍に期待したい。