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1001Tracklists 2024年に最もPLAYされた楽曲ランキング発表

世界中のフェス、ラジオなどのセトリを公開する1001Tracklistsが、2024年を総括

1001Tracklistsが、2024年を総括したレポートを発表。TOP DJたちによるDJセットで最もPLAYされた楽曲や注目のレーベル、ファンに最もトラックリストが閲覧されたアーティストなどが明らかになった。


「1001Tracklists」は、世界中のフェスやラジオなどで披露されたDJセットリストを公開するプラットフォーム。今回のレポートは、2024年のダンスミュージックシーンを振り返る内容で、トラックリストの統計をもとにその年を象徴する楽曲やアーティストなどが総括されている。



2024年に最もDJによってPLAYされた楽曲トップ10は以下の通り。

1. The Temper Trap – Sweet Disposition (John Summit & Silver Panda Remix)
オリジナルのエモーショナルなメロディにJohn SummitとSilver Pandaのエネルギッシュなアレンジが加わり、2024年のダンスフロアで広く愛されたトラック。


2. Steve Angello & Sebastian Ingrosso – Skip
Swedish House Mafiaのメンバーによる約1年ぶりのコラボが注目を集め、疾走感あるビートと力強いサウンドが特徴のハウストラック。

3. Adam Port & Stryv – Move
アフロハウスブームを牽引した一曲。Spotifyの「TOP50 – GLOBAL」で110日連続ランクインし、Tomorrowlandで「最もプレイされた10曲」にも選ばれた。

4. Disclosure – She’s Gone, Dance On
Disclosureらしい洗練されたプロダクションが際立つ。エモーショナルなボーカルとダンサブルなビートが融合した多幸感あふれる一曲。

5. Mau P – BEATS FOR THE UNDERGROUND
2024年のクラブシーンを象徴するTECH HOUSEチューンの一つ。中毒性のあるベースラインと刺激的なメロディが溢れるMau Pの代表作。

6. Low Steppa & Tony Romera – Dance To The Music
UK出身のベテラン・ハウスプロデューサー・Low Steppaと新進気鋭アーティストTony Romeraによる注目のコラボ曲。

7. Sharam – PATT (Party All The Time) (Adam Beyer & Layton Giordani & Green Velvet Remix)
Sharamのヒット曲をAdam Beyer、Layton Giordani、Green Velvetがリミックス。トランス、テクノの要素をブレンドし、現代版フロアアンセムに昇華。

8. Mau P – MERTHER
Mau Pによるもう一つのヒット作。Ini Kamoze「World-A-Music」をサンプリングしたTECH HOUSEトラックで、多くのクラブで支持された。

9. John Summit & HAYLA – Shiver
HAYLAの感情的なボーカルとJohn Summitの力強いプロダクションが融合したトラック。多くのフェスやクラブでプレイされた。

10. Dom Dolla – girl$
Dom Dollaが自身もボーカルで参加し、親友Caitlin StubbsをVoとしてフィーチャーしたテックハウス。エネルギッシュで中毒性の高い一曲。

2024年に最もDJによってサポートされたレーベルはArmada Music。オランダを拠点にArmin van Buurenが率いるこのレーベルは、ハウスやトランスを超えた幅広いリリースでトップの座を獲得した。



また、ファンに最も閲覧されたトラックリストは、Martin GarrixがUltra Music Festival Miamiのメインステージで披露したセット。7万ビューを記録し、1位に輝いた。続いてHardwellとArmin van Buurenが同フェスで披露したセットが2位と3位を占めた。



本レポートの全容はこちらでチェック。

https://www.1001tracklists.com/astateofdancemusic/