元々はMaurice West名義で「Mainstage Music」の初契約アーティストとしてEDMシーンを中心に活躍し、Hardwellと共に手掛けたCascada「Everytime We Touch」のリミックスは今なおクラブやフェスなどでかかるアンセムになっている。
その後、2022年から本格的にMau P名義をスタート。
デビュー曲「Drugs from Amsterdam」はジャンルを超える大ヒットを記録。
以降も「Gimme That Bounce」「Your Mind Is Dirty」などリリース数は多くないものの1曲1曲のクオリティが評価され、2023年にはAnyma率いるレーベル「Afterlife」からKevin de Vriesと共に手掛けた「Metro」がその年のTomorrowland(ベルギー)で「最もプレイされた10曲」に選ばれる。
最新作「On Again」ではJay-Z、Travis Scott、Kanye Westなど数々のビッグネームを手掛けるベテラン・プロデューサーMike Deanを共同制作に迎え、初めてMau P自身がボーカルをとったことでも話題になった。
DJとしてもアメリカ最大級のフェス『Coachella 2024』で新しく設けられたエレクトロニック・ミュージックのステージ「Quasar」でDiploと4時間に渡るB2Bパフォーマンスを披露、また、今年9月にはニューヨーク・ブルックリンのUnder The K Bridge Parkでワンマンショー「Baddest Behaviour」を成功させた。
さらには、アメリカ・カナダで放送しているラジオ局”SiriusXM”のチャンネル53にてテックハウス・ラジオ番組「XXX Radio」もスタートさせるなど、今年に入ってもその勢いは留まるところを知らない。