Dom Dolla、新境地となるドラムンベース楽曲をリリース

グラミー賞にノミネート経験のあるオーストラリア出身のDJ/プロデューサーDom Dolla（ドム・ドラ）とシンガーソングライターのTove Lo（トーヴ・ロー）がNEWシングル「CAVE」をリリース。

テックハウスヒット「girl$」に続き、今年2作目となるシングルは、新境地となるドラムンベース楽曲。
どこか愁いを帯びたTove Loのヴォーカルと鍵盤のリフではじまり、低音のサブベースが心地よいドラムンベースのビートが顔を出す。切ないヴォーカルと細やかなリズムが焦燥感や切迫感を感じさせるリキッド・ドラムンベースチューンとなっている。
Coachella2024の2週目のステージにTove Loがゲスト出演し、ライブで披露された。

■ Dom Dolla Coachella2024のライブセット


■「girl$」に関する楽曲記事はこちら



Dom Dollaはリリースに際し次のようにコメントしている。
「Tove Loとは何年も友達として、夜遅くまで音楽を作ろうと語り合ってきましたが、ついにスタジオに入って、私たちの普段のスタイルとは少し違ったものを作り上げました。ハウス楽曲ではない曲を初めてリリースします。ジャンルの垣根がなくなって、アーティストがどんな音楽でも、自分がワクワクするものをリリースできる時代になったのが本当に嬉しいです。」

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releasing my first record tomorrow that isn’t a house tune. i love that the genre gatekeeping is gone and artists can release whatever music they’re excited by.

— Dom Dolla (@domdolla) October 10, 2024

Dom Dollaはキャリア初期にニュージーランドなどでギグを行っていたが、そこではドラムンベースがシーンに根付いていた。アメリカのクラブでハウスやテクノをプレイした夜に、最後にドラムンベースを1.2曲かけて締めるのが彼のお気に入りのスタイルだという。

先日、25周年を迎える「ULTRA MUSIC FESTIVAL 2025」の第一弾ラインナップが発表されたが、Dom DollaとJohn Summitによるプロジェクト「Everything Always」がメインステージのヘッドライナーを務めることが発表された。ダンスミュージックシーンを牽引するDom Dollaの今後の動向にも注目だ。

■ 「ULTRA MUSIC FESTIVAL 2025」第一弾ラインナップはこちら