Disclosure Official
NEW RELEASE

Disclosure x Chris Lake 夢のコラボが実現

Disclosure, Chris Lake - in2minds

DisclosureがChris Lakeとコラボレーションで新曲「In2minds」を発表した。



Guy LawrenceとHoward Lawrence兄弟からなるDisclosureは、2010年にデビューEP『Offline Dexterity』を発表。この時点で2人はまだ10代であったがUK Garageやビート・ミュージックにジャズの素養を加えた楽曲で注目を集めると、2013年にデビューアルバム『Settle』をリリースする。このアルバムは世界的大ヒットを記録し、中でもSam Smithが参加した「Latch」は今も名曲として語り継がれ、グラミー賞にも通算8回ノミネート。


EDMムーヴメントの台頭した2010年代において、ハウス〜UK Garage〜R&Bを主軸としたスタイルで幅広いジャンルのリスナーからの支持を集めた。2023年にはインディー・アーティストとしてApollo Recordsを立ち上げると最新アルバム『Alchemy』を発表し、今年に入っても映画音楽の巨匠=エンリオ・モリコーネのサウンドトラックをサンプリングした「She’s Gone, Dance On」が今年の夏を代表する楽曲としてヒットを記録するなど話題に事欠かない。



Chris Lakeは、スコットランド出身のDJ/プロデューサー。2002年よりキャリアをスタートし、2006年に「Changes」のヒットでシーンからの注目を集めると、2010年にはDeadmau5のグラミー賞ノミネート・アルバム『4×4=12』に参加。2013年にはSteve Aoki、Tujamoと共に「Boneless」を大ヒットさせ、ダンス・ミュージック・シーンにおける重要プロデューサーとしての地位を獲得した。そして2015年以降、現在のハウス・スタイルへと以降するとSkrillex主宰レーベル「OWSLA」のサブレーベル「NEST HQ」から「I Want You」をさせ、自身もレーベル「Black Book」をスタートさえ、現行TECH HOUSEシーンの顔役としての地位を確立した。


またグラミー賞ノミネート作として大ヒットを記録した「Losing It」のFISHERと共にパーティー「Under Construction」を主催。残念ながら台風の影響で中止となってしまったが今年のマイアミULTRA MUSIC FESTIVAL初日のメインステージのヘッドライナーを務めるほどにまでになった。近年はChris Lorenzoと共にユニット=Anti Upを結成し、UK Garageの注目株=Sammy Virjiと「Summertime Blues」を、シンガーのAlunaと「Beggin’」、「More Baby 」を制作し、他アーティストのプロデュースやコラボレーションにも力を入れている。



互いにシーンの代表格として10年以上に渡ってヒットを送り続け、話題を提供し続ける2組がコラボしたとあって、5月に行われたCercle FestivalでのDisclosure x MochakkのB2Bセットで初披露されると、この楽曲は発売前から大きな話題となった。疾走感ある早めのBPMにUK Garageの硬いビートと印象的なシンセサイザーの絡み。そこにローリングするヘビーなベースとフロアの熱気を上げるトリックの数々。これまでにない新鮮なグルーヴを生み出している。

今回のコラボについて両者は以下のようにコメントしている。

Chris Lake:「これは僕にとって楽しくて自然なコラボレーションだった。一緒にスタジオに入った最初の日に『in2minds』を作ったんだ。Disclosureと僕は2人ともかなりテクニカルなんだけど、この曲ではお互いにちょっとだけ融通を利かせた感じなんだ。その結果、2人の心のコラボレーションが生まれたんだ」

Guy Lawrence (Disclosure):「彼のトラック『Piano Hand』を見つけて以来ファンだったんだけど、数年前からLAで隣人同士だったことを最近知ったんだ。このトラックは、テンポが速く、ベースが効いた808のドライブ・トラックで、それぞれのスタイルとヴァイブスがうまくブレンドされている。これは僕らが作っている数曲のうちの最初の1曲なんだ。楽しんでもらえると嬉しい」

今後も両者のコラボレーションが控えているという事で、それらが今後も発表されるのを楽しみにしたい。