Diploが今年4月にRiva Starrとの連名でリリースした「Heaven or Not」のAMÉMÉによるリミックスをリリースした。
シーンのトレンドセッターとして10年以上に渡り世界各地のローカルなカルチャーやジャンルを紹介し、その都度ダンスミュージックのムーブメントを牽引して来たDiplo。長らく運営してきた主宰レーベルMad Decentに変わり、2019年からDJプレイも含めてハウスミュージックにシフトし、ハウス楽曲を主軸にしたレーベル「Higher Ground」を立ち上げ自身の作品を含む多くの楽曲をヒットさせて来た。中でもレーベル初期作品SIDEPIECEとの「On My Mind」やMiguelとのコラボレーションとなった「Don’t Forget My Love」、そして同曲も収められた自身の名を冠したアルバム『Diplo』はグラミー賞にノミネートまでされるほど。またハウスというジャンルの中でもディスコやアフロ、テックなど毎回バラエティに溢れたリリースで今や注目のレーベルとして人気を集めている。
そんなDiploが「Don’t Forget My Love」に代表されるメロディアスなPOP HOUSE路線でリリースしたのがこの4月の「Heaven or Not」だ。共に制作したのは2010年代前後のFidget Houseシーンから独自のサウンドで注目を集め、今や伝統的なハウスまでを丁寧に手掛ける事でシーンのレジェンドの1人として知られるRiva Starr。そしてDiplo作品の中でもUKのベテラン・プロデューサーPaul Woolfordと手掛けた「Looking For Me」や「Promises」のヴォーカルとして、DiploとのPOP HOUSE路線での相性の良さも定評のあるシンガーのKareen Lomaxが参加している。4月のリリース時点で数々のクラブやフェスはもちろん、ラジオでもプレイされヒットを記録したこの楽曲が新たに近年注目を集めるアフロハウスとして生まれ変わった。