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仏マクロン大統領 マイアミやアムステルダムに匹敵する ”フランス・ミュージックウィーク” 開催か

フランスをエレクトロニック・ミュージックシーンの世界的リーダーにすることを目指す

フランスの大統領、エマニュエル・マクロンが、新たな音楽の祭典“フランスミュージックウィーク”の開催を示唆した。

毎年3月、マイアミではUltra Music Festivalの開催に合わせて『MIAMI MUSIC WEEK』が約1週間にわたって行われ、街中のナイトクラブやプールで様々なパーティーが繰り広げられて、多くの音楽好きが訪れる。アムステルダムでも同様に、10月にダンスミュージックの祭典『ADE (Amsterdam Dance Event)』が5日間にわたって開催され、多くのダンスミュージックフリークが集まり、街中が熱気に包まれる。

これにインスピレーションを得たマクロン大統領は、カンヌ映画祭やパリファッションウィークに並ぶフランスの一大イベントとして、“フランスミュージックウィーク”を早ければ来年に開催することを「音楽の日」に行ったスピーチで明かした。

■マイアミ Ultra Music Festival 2024 アフタームービー



■ADE最大のイベント・AMF 2023 アフタームービー


フランスはこれまでBob Sinclar、Daft Punk、David Guetta、DJ Snakeなど数多くのスターを輩出してきた。マクロン大統領はエレクトロニック・ミュージックを称賛し、推進することで、フランス人アーティストの才能を広めるだけでなく、フランスをエレクトロニック・ミュージックシーンにおける世界的リーダーにすることを目指している。

マクロン大統領は“フランスミュージックウィーク”について以下のようにコメント。
「さらに前進する必要があると思う。マイアミやアムステルダムで行っているような大規模なフェスティバルを創設したい。まず、ファッションウィークなど、すべての音楽関係者が一堂に会し、音楽フェスティバルの前日に大規模なコンサートやフェスティバルを開催できるようなフェスティバルだ」

■フランス大統領 エマニュエル・マクロンのスピーチ


現時点では、マクロン大統領やフランス政権は、“フランスミュージックウィーク”の開催を正式には発表していない。続報に期待したい。