故SOPHIE “最後の”アルバムが9月にリリース、リードシングルも公開

スコットランド出身のエレクトロニック・ミュージシャンでDJのSOPHIEの遺作となる新作アルバム『SOPHIE』が9月27日(金)にリリースされることが発表された。また、リードシングルとしてKim PetrasとBC Kingdomをフィーチャーした「Reason Why」も公開された。

今作は、UKダンス・ミュージックの影響を色濃く受けたバウンシーなシンセ・ポップ・バンガーで、ループするヴォーカルが魅惑的なグルーヴを生み出している。
楽曲に参加したKim Petrasは「あなたはまだ音楽を変え続けています！私はあなたの作品の一部となれてとても幸せです、永遠にあなたを愛しています。」とコメントしている。

2021年、ギリシャ・アテネで不慮の事故により34歳の若さで亡くなったSOPHIE。生前ほぼ完成させていたというアルバムは、SOPHIEの家族と長年のスタジオ・マネージャーであるBenny Longによって愛情を持って仕上げられた。
リリースに際し、家族は声明文を発表。「SOPHIE は私生活についてあまり公にはせず、表現したいことはすべて自分の音楽に込めることを好みました。彼女がリリースを望んでいた音楽を、彼女が最も愛していた方法で世界と共有することで、私たち全員が彼女と繋がることができると信じています。」

A message from SOPHIE’s family. pic.twitter.com/j1N0PHH9F4

— MSMSMSM_FOREVER (@msmsmsm_forever) June 24, 2024

2018年にSOPHIEが生前唯一リリースしたスタジオアルバムでデビュー・アルバム『Oil of Every Pearl’s Un-Insides』は2019年、グラミー賞の最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバムにノミネートされている。
セルフタイトルとなる2nd アルバムはSOPHIEの“最後の”リリースとなり、“彼女の最も大切なコラボレーター”たちが参加するという。