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TJO x Nicole Moudaber インタビュー

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今年のULTRA JAPANの目玉の一つはなんと言ってもテクノ、ハウスに特化したステージ「RESISTANCE」の4年ぶりの復活だろう。
9月17日に行われたULTRA JAPANの2日目に出演したレバノン出身の女性DJ=ニコール・ムダベルは各国のULTRAはもちろん世界中のフェスやクラブに引っ張りだこで忙しく飛び回っているDJの一人だ。
またRESISTANCEの顔役としても知られるレジェンドDJ=Carl Cox (カール・コックス)とは楽曲でコラボしたりリミックスを提供したりする事も多く、彼女もまたULTRAのテクノ、ハウス面における重要な存在として知られている。レイヴィーでグルーヴ感に溢れたDJプレイで日本のRESISTANCE復活に華を添えてくれたニコール。
なんとインタビューの６時間後には中国に飛ばなくては行けないと言っていた多忙な彼女に今回のULTRA JAPANについての印象を聞いた。


TJO：久しぶりのULTRA JAPANですが、今日会場に来てどんなお気持ちですか？

Nicole Moudaber（下記NM）：前回来た時は、ULTRA JAPANでJohn Digweedと一緒にB2Bをしたの。彼はキャリアの長いレジェンドではあるけど、盟友のSasha以外とはB2Bをしないことで有名だったし、プレイ中も全然踊らない人としても知られていたの。そんな彼が私とののB2BのDJ中にたくさん踊っていたから、周りから「彼に何をしてそうさせたの？！」って驚きの質問がたくさん来たほどで。（笑）
そんな前回の最高な思い出も残っていて、今日もここに帰ってこれてとても最高な気持ちよ。

TJO：先ほどDJパフォーマンスを終わらせたばかりですが、その感想もぜひ聞かせてください。

NM：今までの世界のULTRAに出演した中で最も最高なセットだったかも。オーディエンスのみんなが私がかけていたテクノを理解してくれたように感じたし、みんなのポジティブなリアクションも見れて、とてもハッピーな気持ちよ。またやりたいわ！
日本は、お互いへに対するリスペクトがとても印象的で、海外だと同じようなリスペクトを感じないの。だからここに来るとすごくエネルギーをもらうんだ。

TJO：今回はULTRA JAPAN以外にも日本でゆっくり過ごす予定はありますか？

NM：実は6時間後に中国の広州市でのDJのために飛ばなきゃ行けないの。だから東京以外に日本に遊びに行った事がないんけど、東京以外の日本の素晴らしいカルチャーを体験したいので次回来日する時は絶対数週間はスケジュール押さえて日本をじっくり体験したいと思っているわ。

TJO：あなたにとって最近最もインスピレーションが与えられるものは何ですか？

NM：東京にしか訪れた事がないんだけど、日本のファッションの派手で個性的なところに凄くインスパイアされているよ。それ以外にも日本は全てがクオリティー高くて、私も同じようにしなきゃ！と考えさせるわ。

TJO：最後に、日本のファンにメッセージをお願いします！

NM：ファンの皆さん、今日はRESISTANCEステージで素晴らしいエネルギーをくれてありがとう！今回は、今まで日本でプレイした中で最高なパフォーマンスだったので、次にまた来るのをとても楽しみにしているわ。ありがとう。愛してるよ。

Text & Interview by TJO
Translated by Amy

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