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Spotify、新型コロナの被害を受けた音楽業界支援を表明

音楽業界支援団体への寄付を募るほか、アーティストプロフィールにファンからの寄付を募る機能の追加を予定するなど、音楽ストリーミングサービス最大手が新型コロナ禍に喘ぐ業界を支援する。

世界的なパンデミック状態が連日報道される中、音楽業界も経済的な危機に瀕していることが度々報じられる昨今。

そのような状況を受けて、音楽ストリーミングサービス最大手のSpotifyが音楽業界を支援するためのプロジェクト「COVID-19 MUSIC RELIEF」を開始。

Spotifyの発表によると、このプロジェクトを通じ、同社はユーザーからのMusiCares、PRS Foundation、Help Musiciansといった音楽業界支援団体への募金を募るほか、集まった募金額と同額(最大で1000万ドルまで)を寄付。

さらに今後、プラットフォームのアーティストページには、ファンがアーティストに直接寄付するための機能を追加する予定。

この寄付機能では、アーティスト自身がその寄付金を受け取る以外に、支援を必要とするほかのアーティストに寄付金を回すことも可能とのことです。


加えて関連サービスの音楽制作マーケットプレイス「SoundBetter」やポッドキャスト配信サービス「Anchor」ではサービス側が受け取る収益を期間限定で受け取らず、その分をアーティストやクリエイターに還元。

また「Soundtrap」の音楽教育向け機能「Soundtrap for Education」ではユーザーの無料トライアル期間を延長するなど、Spotifyと傘下のサービスで大胆な音楽業界支援に乗り出します。

未曾有のパンデミックによって、厳しい状況に陥っている音楽業界だけにこういった支援プロジェクトは非常に有意義なものではないでしょうか?

Spotify「COVID-19 MUSIC RELIEF」や寄付に関する詳細はコチラ


Text by EDM MAXX編集部