待望のサードアルバム『New Blood』で新境地を開拓したイエロー・クロウ。
これまでとはサウンドが大きく変わったのでは? というのでも話題。そこで本人たちがコメントをくれました。
「世界中をツアーする中で生まれた音楽紀行のようなアルバムなんだ。
今回、僕らがやりたかったのは、このアーティストとコラボしよう、あのアーティストとコラボしてみたい、といった作品ではないんだ。
たまたま出会った人たちに参加してもらったという感じかな」
たとえば”Clash This Party”には、シンガポール出身のTabitha Neuserがボーカルで参加。
「たまたまインドネシアのTV番組で彼女を見かけたんだ。その後、2ヶ月後には一緒にレコーディングしていたよ」
アルバムのオープニングを飾る”Lost On You”にはデンマークのR&B /ソウル・デュオ、Phlakeが参加。
「ロサンジェルスにいた時に、共通の友人を介して知り合ったんだ。彼らの音楽が凄くいいからって勧められて。
前作『Los Amsterdam』をリリースする直前から、僕らはハリウッドヒルズにクールな家を借りていた。ちょっとチルアウトしたかったし、そろそろ次のプロジェクトに取り掛かろうって感じで。
ハードなトラックをたくさんプロデュースしたばかりだったから、そういうトラックは前作にいっぱい入ってるよ。
でもまた同じようなアルバムを作りたいとは思わなかったから、今度はメロウなトラックをいっぱい作ろうってスタートしたんだ」
もちろんDJスネイクとコラボした”Public Enemy”のようなアゲチューンも収録。
”Summertime Ft. Sam Holo”では、メンバーのニズルがはじめてボーカルに挑戦も。
今後もシングルやトラップシリーズ『Amsterdam Trap Music』においては激アゲ系をリリースしていく予定とか。
「スタジオでのイエロー・クロウと、クラブで回してる時のイエロー・クロウは、全然違っているのかも。
音楽のリリースの仕方もすごく変わってきたと感じてるんだ。アルバムを発表すると、みんなが好きな曲を選んで、好きな形で聴いている。
だから僕らとしては、イエロー・クロウとして僕らの好きな14曲を発表するから、みんなには気に入ったのがあったら、好きにしてくれると嬉しいなって、そういう感じなんだ」
YELLOW CLAW
NEW BLOOD
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Text by EDM MAXX編集部(Q)