2月21日(火)東京「Zepp DiverCity」で一夜限りの来日公演「“Shelter” Live Tour」を行なった
ポーター・ロビンソン&マデオン。
本人たちにとっても大満足だったライブは、ステージを観たファンも大絶賛!その素晴らしかったパフォーマンスを写真と共に振り返ります。
何度も来日している2人とはいえ、揃って日本のステージに立つのはこれが初めて。驚いたのが、登場してからアンコールまで、ずーーっと2人で出ずっぱり!
互いの曲をほぼ交互に披露。相手の曲をプレイしている時も、楽器をいじったりマッシュアップしてガチ共演。ホントに仲良しなんですね(笑)。
キーボードを弾いたり、シンセパッドを叩いたり、生ボーカルもたっぷり披露。特にポーターの見事な鍵盤さばきには見とれちゃいました。
去年の暮れからアメリカ、カナダ、ヨーロッパなど40都市近くを回ってきたこのツアー。場数を踏んでいるだけに完成度もバッチリ。
単なる思いつき共演ではなく、じっくり練って計画されたツアーなので、ステージセットも豪華!
ステージ前方に2枚、後方一面に敷き詰められたパネルに映像を投影。すると立体感が生まれて、まるで3D映像のよう。
アニメ、イラスト、実写映像、文字コラージュなどのビジュアルも、センスが抜群!
シンクロする映像とライティングが、次々と斬新なイメージを提示。近未来的でクールなテイストは、2人の感性ともピッタリ一致。
日本が大好きという2人だけに、マデオンは
「ありがとうございました」、ポーターは
「東京サイコウ!」なんて、日本語MCが飛び出したり。
ポーターが
「僕の一番好きなマデオンの曲です」と紹介したのは、マデオンの“Beings”。なんとマデオンに代わってポーターがボーカルを担当。
2人によるコラボ曲“Shelter”で幕を開け、最後は再び“Shelter”のピアノバージョンでしっとり終了。ポーターがキーボードを弾き、マデオンが熱唱。
マデオンの歌いながらの手振りがディーバっぽくて(マライア・キャリー的?)やたら可愛いかったです!(笑)
ダンスミュージックの高揚感、少年らしい清涼感、淡い近未来感など、色んな要素と感動が入り混じった1時間あまり。2人の世界観にどっぷり浸らせてくれました。
このジョイントライブは、今年4月の“コーチェラ・フェス”でいったん終了。こんなに仲良しだし、大成功だったので、これはまたやってくれる可能性があるかも?
とりあえず、日本限定の2人のコラボ・アルバム『Shelter: The Complete Edition』(2人の代表曲と共演曲を収録したCD+ブルーレイ+フラッグ付き)は手に入れておいた方が良さそう。入手困難な海外ファンの間で話題のようです。
Porter Robinson & Madeon
シェルター:コンプリート・エディション
Sony Music Japan International
Tower Records、Amazon、アニメイト
Sony Music Japan International
Text by EDM MAXX編集部(Q)