世界No.1 DJディミトリ・ヴェガス＆ライク・マイクの初インタビュー！

世界No.1 DJディミトリ・ヴェガス＆ライク・マイク。10月1日（土）幕張メッセでの関東初公演を目前に、２人がインタビューに応じてくれました。

来日公演についての意気込みはもちろん！ 一緒に来日する女性DJマトンについて、新曲“Stay A While”、“Tomorrowland”日本上陸（!?）などなど、いろいろ（真面目に）答えてくれてます！

——最近、精力的にアジアツアーを行っているけど、日本やアジアの音楽シーンを見てどう思う？

ライク・マイク「今のアジアのダンスミュージックに対する情熱は、すごく熱い！」

ディミトリ・ヴェガス「自分たちの街にも来て欲しいって言ってくれるファンが、どんどん増えているのがすごいよ。日本やアジアは僕たちの訪れたい場所だし、シーンが盛り上がりを見る限り、すごくワイルドだよね」


——地元ベルギーで開催している“Bringing The Madness”の演出がとにかくスゴイそうだけど、どういう点で特別なの？

ディミトリ・ヴェガス「“Tomorrowland”のチームと協力して、ファンがこれまで味わったことのない経験を届けるからね。“Bringing The Madness”ほどの素晴らしい機会は、ダンスミュージック界で他にはないよ。

僕たちは何ヶ月もかけて精魂込めて作り上げるし、ホント普通じゃ考えられないショーなんだ。最大級のステージと、最高のサプライズが待ち受けている。僕たちの音楽を楽しみにやってくるファンのために、最高の夜を作り上げるんだ」

ライク・マイク「うん、開催日が近づくと、いつもその話題で持ちきりだよ！ １時間で６万枚以上のチケットがソールドアウトになり、２週末で合計８万4000人。“Bringing Germany The Madness”は３万5000枚超えのセールスを記録したって、ホントにクレイジーだよ」

ディミトリ・ヴェガス「会場のスポーツパレスアントワープでこれを成し遂げたのは、マドンナやマイケル・ジャクソン、ビヨンセくらい。本国での歴史的な意味合いの大きさは、僕たちも理解しているよ」


——ディミトリ・ヴェガス＆ライク・マイクといえば、日本でも“Tomorrowland”のアンバサダー（大使）という印象が大きいけれど、“Tomorrowland”が日本で開催される予定は？

ディミトリ・ヴェガス「もちろん日本での開催を願っているけど、僕たちにも分からないんだ。

“Tomorrowland”のチームは、常に新しい方法で世界に“Tomorrowland”を紹介したいと考えている。誰にも分からないね。

もしかして日本が次の開催地になるかもしれないし。僕らの役割は音楽の提供と、そして世界中から集まってきたファンにできる限り最高の音楽体験を与えることなんだ」

——トロピカルフレーバーな新曲“Stay A While”を発表したけれど、制作はどうだった？

ライク・マイク「“Higher Place”に続く曲には、何か違ったパワーが欲しいなと思ったんだ。でもボーカル路線は続けたかった。だから僕が思い切ってマイクを握ったよ。僕たちの曲で全面的にボーカルを担当したのは、あれが初めて」

ディミトリ・ヴェガス「あのトラックの雰囲気は、かなりハウス寄りだけど、夏のイビサの熱狂ぶりを反映している。イビサでは気分が高揚しているから、ああいう暗くてセンシュアルなサウンドもハマるんだ。僕たちのいつものトレードマークのビッグアンセムとは違った感じだよね」


ライク・マイク「エイサップ・ロッキーの“LSD”のビデオで撮影監督を務めたオリヴァー・ミラーが、“Stay A While”のビデオを監督してくれたのも良かったと思うな」

——現在進めているコラボなどは？

ディミトリ・ヴェガス「もちろんあるよ。ディプロ＆メジャー・レイザーとのコラボを終えて、今僕たちのデビューアルバムを作っているところ。曲もいっぱいあるから、まもなくファンにも公開したいと思っている。みんなが気に入ってくれると思う、すごくクールなプロジェクトもあるよ」

——マネージメントを含めて家族のようなチームに支えられていると聞いたけど？

ライク・マイク「ここに来るまでにいろんな苦労があったし、すごく強い絆で結ばれているよ。成功できると自分を信じることも大切だけど、同時に周囲に良い人たちも必要なんだ」

ディミトリ・ヴェガス「兄弟姉妹のようなチームだよ。ビジネス以上のつながりを持っている。音楽に対する創造性や情熱や、お互いを支えあって励まし合ったりする絆のほうが勝っているんだ。忙しいツアーがあるし、スタジオ活動、それに僕たちのレーベル運営など、いろんなプロジェクトがあるけれど、そのチームがその全体の重要な鍵を握っている」


——10月1日のショーは、関東地方での初パフォーマンス。どんなセットになりそう？

ディミトリ・ヴェガス「“Bringing The Madness”っぽい感じも届けるよ。ファンがこれまで観たことのないようなのをね！ いい曲もたくさんあるし、新曲もいっぱい披露する。すごくワイルドなパーティになるよ」

ライク・マイク「東京のファンとやっとパーティできるんだ！と思うとすごく興奮するよ。素晴らしい夜を一緒に楽しもう」


——その公演に出演する女性DJマトンについて教えてもらえる？

ディミトリ・ヴェガス「マトンはこの夏、僕たちと一緒にツアーしながら、彼女自身のショーも行って大忙しだった。DJとして、プロデューサーとして、大躍進しているよ。

彼女がフューチャリスティック・ポーラー・ベアーズとコラボした“Cafe Del Mar”の新ヴァージョンは、今年の夏のイビサや”Creamfields”“Tomorrowland Brasil”などのフェスでも、彼女がかけると大人気だった」


——最後に、個人的にお気に入りの場所や物を選ぶとすれば？

ライク・マイク「イビサは毎回帰るたびに、愛する我が家って感じ。精神的にあの島と繋がっているんだ。言葉で言い表わすのは難しいけれど、行ったことのある人なら分かると思うな。本当の自分を発見できる場所だよ」



ディミトリ・ヴェガス「音楽が、僕たちにとって最も大切なもの。毎日そのために目を覚まし、ファンに聴いてもらえたらと願っている。LAでもイビサでもベルギーでも、スタジオでは、ダンスフロアに新鮮なサウンドを届けたいと頑張っている。自分たちの音楽をファンに聴いてもらうこと、それが最大の楽しみだね」

DIMITRI VEGAS & LIKE MIKE
2016年10月1日(土)
幕張メッセイベントホール
DIMITRI VEGAS & LIKE MIKE / UMMET OZCAN / MATTN / DJ FUMI★YEAH! / TJO
アリーナ立見(ブロック指定)： ¥9,000-（税込)スタンド指定席： ¥9,000-（税込) 要別途1ドリンク代
GOLD TICKET：¥15,000- (税込/ア6リーナ立見・ブロック指定) ※客席内専用立見エリア、専用クローク窓口有、1ドリンク付
www.creativeman.co.jp/artist/2016/10dimitri/



DIMITRI VEGAS & LIKE MIKE 来日公演 OFFICIAL AFTER PARTY
2016年10月1日(土)
Sankeys TYO
FUMI★YEAH! / SHOTA / FUMINE / U-TA / Jessy U / TKHR / hana3n / MIRAI… and more
前売 2,000円
www.creativeman.co.jp/artist/2016/10dimitri/

Text by EDM MAXX編集部（Q）