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NEW RELEASE

Tiësto – 進化系トランスで示す新フェーズ、絶対王者がシーンへ帰還

Tiësto, FORS - Bring Me To Life

TiëstoとFORSが、新曲「Bring Me To Life」をリリース。


Instagramの投稿をすべて削除し、新ロゴとカウントダウンを掲げた特設サイトを公開。その後、本作のティザー動画を立て続けにアップし、世界中のファンの注目を集めたTiësto。

そんな中でリリースされた本作は、トランスシーンの絶対的存在として黄金期を牽引したTiëstoが、“トランスシーンへの帰還”を鮮明に示した1曲。

陶酔感に満ちたメロディーライン、浮遊感のあるコードワーク、そしてFORSの荘厳なボーカルが見事に融合し、トランスが持つ本質的な高揚を丁寧に描き出している。 一方で、そのシンセワークはダンスミュージックの“今”を射抜く解像度。 往年の壮大さをそのまま残しながら、2025年以降のシーンでも存在感を発揮する最先端なサウンドへとアップデートされており、単なる回帰ではない“進化”として成立している。

ビッグルーム、プログレッシブ、テックハウス、さらにはメロディックテクノやアフロハウスまで、あらゆるジャンルを横断してきたTiësto。 その膨大な経験を踏まえたうえでの“今のTiëstoが鳴らすべきトランス”と言える仕上がり言える。







Tiëstoは今作のリリースに際し、以下ののようにコメント。


Tiësto: 「これほど強くダンスミュージックとの絆を感じたことはなかった。新曲をライブで披露し、観客のエネルギーを受け取る体験は本当に信じられないほどで、その瞬間が自分を新たな時代へと導き、シングルやアルバムの方向性を決定づけた。今の自分はこれまで以上に本物でワクワクしているし、これから訪れるすべての瞬間が本当に楽しみだ。」

さらに、2014年当時、なぜトランスシーンを離れたのかについて以下のように語っている。


Tiësto: 「今の若い世代――16歳や18歳のキッズたちがハウスを作っていて、彼らにとって俺は“ゴッドファーザー”的な存在なんだ。彼らと同じ目線で新しいシーンに触れていたかった。もし自分がトランスだけを続けていたら、彼らとはサウンド的にも気持ち的にも距離が生まれてしまい、お互いに刺激を与え合う関係にはなれなかった」

過去の選択と、いま再びそのサウンドへ向かう姿勢。 その流れを踏まえることで、本作『Bring Me To Life』がTiëstoのキャリアにおいて新たな位置付けを持つ1曲であり、これからの展開にも期待が寄せられる。




今後、Tiëstoは2026年1月17日と18日に幕張メッセで開催される『GMO SONIC 2026』への出演が決定。
出演アーティストにはTiëstoを筆頭に、日本初登場となるSwedish House Mafia、Marshmello、Afrojack、Steve Aoki、Dam Dolla、Meduza、国内からは新しい学校のリーダーズがラインナップされている。
今年1月に開催され大成功を収めた『GMO SONIC 2025』に続き、2026年がどのようにアップデートされるのか期待が高まっている。 フェス詳細は、過去特集記事をチェックしてほしい。