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Diplo主催ランニングイベント「Diplo’s Run Club」アメリカ6都市で開催決定
ランニング×音楽の融合イベントが拡大、完走後はDiploのDJセット

無名アーティストHAVENのバイラルヒット“I Run”が主要サービスから姿を消し、音楽業界に広がるAI検証強化の動き
Spotifyで1,700万回以上再生され、米国チャートで11位を記録した“I Run”が、AI模倣疑惑によりSpotifyから削除。
AI生成ボーカルを用いた可能性が指摘され、プラットフォームは即時対応を取った。
Spotifyは「アーティストのなりすましは禁止」とコメントしており、同曲の再生によるロイヤリティは一切支払われないこととなった。
共同プロデューサーにはJacob Donaghue、エンジニアにはMatt Cahillがクレジットされており、Cahillは自身の投稿で、スマートフォンで録音した声をSunoに通した工程について言及している。Sunoは近年議論を呼ぶ生成系AIプラットフォームとして知られる。
今回の件は、ストリーミング各社がAI生成音声への監視をさらに強めていることを示す象徴的な事例となった。AIツールが高度化する一方、Spotifyは権利者の許可なく実在アーティストの声を模倣した合成ボーカルを禁止しており、Apple Musicでも同曲は削除されている。
楽曲が再配信されるかは依然不透明だが、Walkerはチームが復旧に向け動いていると発信。現時点で“I Run”はYouTube、Soundcloudで視聴可能となっている。

