Photo by Solardo’s Facebook
NEW RELEASE

UKハウスの最前線Solardo、かつてSoul II Soulが時代を築いた名曲 “Back to Life” をフロア仕様にアップデート

Solardo x Alex Monopoly - Cold Fresh Air

UKのハウス〜テックハウスシーンを牽引するデュオ、Solardo(ソラルド)が、ニューヨークを拠点に活動するストリートアーティスト兼DJ、Alec Monopoly(アレック・モノポリー)とタッグを組み、新曲「Cold Fresh Air」をリリースした。


Solardoは、Mark Richards(マーク・リチャーズ)とJames Eliot(ジェームス・エリオット)によるマンチェスター出身のデュオ。2015年のデビュー以降、アンダーグラウンドから頭角を現し、いまやUKハウス〜テックハウス両軸の中心に立つ存在だ。シカゴハウスのレジェンドMarshall Jeffersonとの「Move Your Body」や、Calvin Harrisの別名義プロジェクトLove Regeneratorとの「Rollercoaster」など話題作を連発。GlastonburyやTomorrowlandといった大型フェスにも出演し、2025年1月にはZEROTOKYOで来日公演を実施。グルーヴィーで一体感のあるセットで観客を魅了した。


Alec Monopolyは、ニューヨーク出身のストリートアーティスト兼DJで、「Mr. Monopoly」をモチーフにしたポップアートで知られる。近年は音楽活動にも力を入れ、DJセットやライブペインティングを融合させたパフォーマンスで、“アートと音楽の共鳴”を体現している。


■ Alec Monopolyライブセット

新曲「Cold Fresh Air」は、Soul II Soulが1989年に発表したクラシック「Back to Life (However Do You Want Me)」を大胆にリメイク。原曲は、グラミーを受賞したUK R&Bの金字塔であり、グランドビートを象徴するダンスクラシックとしても知られる。シャッフルするビート、うねるサブベース、ストリングスのスタブ、そしてCaron Wheelerによるキャッチーなフックが絡み合い、当時のロンドン・クラブカルチャーを象徴する革新的な1曲となった。Solardoはそのスピリットを受け継ぎつつ、現代的なサウンドへとアップデートしている。

■ Soul II Soul – Back To Life (However Do You Want Me)


本作「Cold Fresh Air」では、4つ打ちを基盤にしたテックハウス・グルーヴの上で、低域のうねりが生む骨太なベースラインが存在感を放つ。原曲のソウルフルなエッセンスを継承しながら、よりアグレッシブでフロア仕様のサウンドへと進化。クラシックのスピリットを現代のクラブサウンドに再投影した、エネルギッシュで躍動感あふれる1曲だ。


Solardoはこのあと、Space Ibiza – New Year’s Eve Festivalへの出演が決定しており、2025年末から2026年にかけて世界各地で精力的に活動を続ける。