NEW RELEASE

ULTRA JAPAN 2025 出演決定 Amelie Lens、静寂と混沌の両軸を描いた新作EPを発表

Amelie Lens - Serenity

ベルギー出身のテクノDJ/プロデューサー Amelie Lens (アメリー・レンズ)が最新EP『Serenity』をリリースした。



このEPは、彼女の音楽的な進化と多面性を象徴する2曲構成の作品となっており、「静けさ」と「混沌」という対照的なテーマを絶妙に織り交ぜた内容で、彼女自身の言葉を借りると「静けさとカオスが混じり合う場所を描いた」一枚になっている。

表題曲となった「Serenity」はメロディアスな展開の中に、彼女特有の重厚なドラムとドライビングなビートが光る1曲。ラジオプレイにも映えるキャッチーさがありながらも、レイヴ仕様のハードなエネルギーもしっかり内包された力強いさが印象的だ。


またカップリングとなった「Club of Extremes」は、「Serenity」とは対極にあるクラブ向けのディープトラック。浮遊感のあるパッドに唸るベースライン、低音ボイスのループが融合し、深夜の暗いフロアにマッチする、ファンからも長らくリリースが望まれていた人気曲。近作のCharlotte de Witte (シャーロット・ド・ウィッテ)とのコラボEP『One Mind』やヴォーカル・トラック「Falling For You」に続く形で、彼女の音楽的なレンジの広さと表現の深さを示す重要作となった。



1990年、ベルギーのヴィルヴォールデで生まれたAmelie Lensは、15歳でDourフェスティバルへの参加をきっかけに、ダンスミュージックの世界に魅了された。モデル活動を経て2014年頃から音楽活動を本格化。2016年にデビュー作『Exhale』をリリースし一躍注目の存在に。以降、Pan-Potのレーベル『Second State』からのリリース、自身のレーベル『Lenske』の主宰、そして近年は新たに『EXHALE』なるレーベルを立ち上げ積極的にリリースを続ける。ミニマルかつ硬質なサウンドをベースに、アシッドやトランスの要素も取り入れた知的かつエネルギッシュなテクノでシーンからの支持を得ている。『EXHALE』は主宰であるAmelie Lensのみならず世界中の新進気鋭なテクノアーティストを発掘、紹介する場としても機能。またイベント・シリーズとして彼女のホームベースとしての役割を担っている。


また彼女は、世界的ファッション誌『Vogue』のオランダ版による音楽特集号「THE MUSIC ISSUE」の表紙を飾り、誌面全体のキュレーションも担当するなど音楽に留まらない話題したばかりだ。


新時代のテクノ・シーンを牽引する存在として活躍するAmelie Lensは「ULTRA JAPAN 2025」のRESISTANCEステージ出演も決定。9月13日・14日に開催される10周年記念公演には、Calvin Harris(ULTRA JAPAN初出演)、Martin Garrix、DJ Snake、Hardwell、Gryffinら10組の世界的アーティストも出演予定。イベント詳細は以下の記事をチェック。