世界中のフェスで大活躍! さらにはファッション・シーンでもいまや欠かせないアイコンとなったスティーヴ・アオキ。
先日は、アメリカのベストDJを決める「America’s Best DJ 2015」で見事1位に輝いた彼のジャパン・パーティ・ツアー『CAKE ME CRAZY』がこのたび開催されます!
音楽プロデューサー、DJ、レーベルオーナー、さらにはファッション・ブランド
DIM MAKの運営などなど、様々な分野で活躍する彼ですが、アメリカの経済誌フォーブスが発表した2014年のDJ長者番付では5位にランクインし、その額なんと約24億円……。
もはや世界屈指のスーパースター。そんな彼が何より注目されているのは、そのオリジナリティ溢れるDJスタイル。
最新のEDMはもちろん、あらゆるジャンルを縦横無尽にミックスするとにかくアゲまくりのプレイスタイルもさることながら、フロアにゴムボートで乗り出したり、ステージからお客さんにケーキを投げつけたりとやりたい放題&盛り上げ重視のパフォーマンス。
そのため、付いたあだなは“パーティ・モンスター”。
常に世界中のパーティ・ラバーが、彼のDJプレイ(&ケーキ)を待ちわびています。
また、昨秋、そして今春と続けてアルバムをリリースし、そこではフォール・アウト・ボーイやリンキン・パークほか豪華なラインナップ。アオキの勢いはとどまることを知りません。
そんななか始まる待望のジャパン・パーティ・ツアー。
彼のプレイをより楽しむためにも、ここで再度スティーヴ・アオキのアンセムをチェックしておきましょう!
01. Steve Aoki ft. Linkin Park“Darker Than Blood”
今年5月にリリースした新作「Neon Future II」に収録され大きな話題となった、アメリカの人気ロックバンド:リンキン・パークをフィーチャーした1曲(ちなみに両者は2013年にも“A Light That Never Comes”でコラボ経験あり)。
ミドルテンポでヘヴィだった前作から、今回はよりEDM色が強くなり、メロディアスな仕上がりに。
まるでハリウッド映画のサントラのような実にポップな楽曲です。
02. Steve Aoki & Moxie“I Love It When You Cry”
ニューヨークを拠点に活動するシンガー:モクシーを招いて制作されたこの曲は、アオキにしては珍しいラブソング。
常にアゲ要素たっぷりの彼ですが、今回はどちらかと言えばちょいキラキラしたアオキ流セツナ系EDM。
ミュージックビデオも、ヒューマノイド型ロボットとの恋を描いた切ない物語になっていて、そのストーリーはなんと本人が書いているとか。
03. Steve Aoki & Headhunterz“The Power Of Now”
9月にミュージックビデオがアップされたばかりの新曲は、ハードスタイル系デュオ:ヘッドハンターズとコラボ。
分厚いシンセ、壮大でドラマティックな雰囲気、フロアでの機能性十分のEDMチューンです。これは、間違いなく今回のツアーでもかかるハズ!
04. Steve Aoki ft. will.i.am“Born To Get Wild”
エレクトロ・ハウスなイントロから、印象的なサビで一気にEDMへ。ブラック・アイド・ピーズで知られるウィル・アイ・アムをフィーチャーした“Born To Get Wild”は、高揚感たっぷり&サビでは大合唱のフロア・キラー。
ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクのリミックスも世界中のフロアでヘヴィープレイ!
05. Steve Aoki feat. Fall Out Boy“Back To Earth”
こちらは昨秋リリースしたアルバム「Neon Future I」の収録された、フォール・アウト・ボーイをフィーチャーしたエモーショナルなロック×EDM。
フォール・アウト・ボーイは、2001年に結成されたアメリカの4人組ロックバンドで、アオキ曰く「親しい友人」とのこと。多彩なコラボ、多様な音楽性も彼の魅力ですね。
ちなみに、映画チックなミュージックビデオの監督はアーロン・グラッソ、ストーリーはアオキ自身の手によるものとか。
06. Steve Aoki feat. Waka Flocka Flame“Rage The Night Away”
「No Hands」が大ヒットを記録したアメリカのラッパー:ワカ・フロッカ・フレイムをフィーチャーしたこの曲は、EDM×トラップ×ダブステップと各ジャンルのいいとこ取りをしたようなスーパー・アンセム。
アルバム「Neon Future I」からシングルカットされリリース。世界中のフロアをロックしました。ハードスタイルなワカ・フロッカ・フレイムも◎。
07. Steve Aoki, Chris Lake & Tujamo feat. Kid Ink“Delirious (Boneless)”
大人気のイケメン・ラッパー:キッド・インクをフィーチャーし、イギリスのハウス・プロデューサー:クリス・レイクとMinistry of Sound系のドイツ人プロデューサー:ツヤーモとコラボした“Delirious (Boneless)”。
この曲も「Neon Future I」に収録。強烈なリズム、耳に残るメロディライン、キッチュなミュージックビデオもヤバいです。
08. Steve Aoki & Laidback Luke ft. Lil Jon“Turbulence”
EDM界の二大お祭り番長、スティーヴ・アオキとレイドバック・ルークがコラボし、さらには強烈なダミ声でどんなフロアも盛り上げるリル・ジョン(DJスネイクの“Turn Down for What”でもおなじみ)まで参加した爆裂チューン。
ドロップまでの高揚感、そしてリル・ジョンの「We Hit Turbulence!」と掛け声とともに始まるドロップ、そのアゲっぷりは激ヤバ。飛び跳ねたくなること間違いなしです。
タイトルの“乱気流”に引っ掛けたミュージックビデオのパイロット・コスも必見。
09. Steve Aoki, Diplo, & Deorro (ft. Steve Bays)“Freak”
メジャー・レイザーやジャックUでの活躍でも知られ、いまや世界的トップ・プロデューサーとして君臨するディプロと、2014年のDJ MAG人気DJランキングで初登場19位を記録した新鋭デオロとコラボした“Freak”は、2014年にMad Decentからリリース。
カナダのロックバンド:ホット・ホット・ヒートのスティーヴ・ベイズの雄叫びが印象的で、とにかくアゲっぷりがハンパない1曲。
10. Steve Aoki“Cake Face”
的中率100%を誇るアオキのケーキ・パフォーマンスをタイトルにした“Cake Face”。
今回のツアー『CAKE ME CRAZY』にぴったりなこの曲は、2015年初頭の「ケーキ投げ自粛宣言」とともに「ケーキ投げを愛するファンのために書いた」としてフリーダウンロードされたもの。
今回のギグでは果たしてケーキが飛び交うのか、楽しみなところですが、ちなみにあのケーキは甘いらしいです(笑)。
WIRED MUSIC FESTIVAL
日 時:10月18日(日)11:00開場/12:00開演
会 場:ナガシマスパーランド(三重県)
http://wiredmusicfestival.jp
STEVE AOKI 2015 JAPAN TOUR CAKE ME CRAZY presented by DIM MAK
日 時:10⽉19日(月)19:30開場/20:30開演
会 場:MILLS(福岡)
http://www.mills.co.jp
STEVE AOKI 2015 JAPAN TOUR CAKE ME CRAZY presented by DIM MAK
日 時:10月20日(火)19:30開場/20:30開演
会 場:STUDIO COAST(新⽊場)
http://www.studio-coast.com/
Text by Tomotaka Hoshide