James Hype
NEW RELEASE

James Hype「10年間書きたかった最高傑作」と評するエモーショナルな新曲を発表

James Hype - Don't Wake Me Up

イギリス出身のDJ/プロデューサーJames Hypeが新曲「Don’t Wake Me Up」をリリース。



本人曰く、「これは僕が10年間書きたかった曲なんだ。セットでかけると、みんな何年も前から知っていたかのように反応するんだ。この曲は、僕が今まで作ってきた曲の進化系のように感じる」と太鼓判を押すほどの自身作。重厚なシンセサイザーに高鳴るメロディー。陶酔的なドロップと繊細で夢のようなヴォーカルがフロアを高揚感と多幸感に誘うアンセミックな1曲となっている。


数々のクラブやフェスの常連として、そのテクニカルなDJで一躍DJシーンのトップに躍り出た彼は、今年2月にYouTubeでの配信セットを毎週金曜に再開。公私に渡るパートナーであるTita Lauとのマンションの一室からの配信は、ロックダウン時期に彼の人気を確固たるものにしたセットを想起させ、彼のスキルフルなプレイも間近で確認できるとしてし話題を集めた。



そこでもヘビープレイされたこの楽曲だが、初出しは2024年11月に行われたUKでの「Get Closerツアー」。この企画は今や何万人もの観客の前でプレイする存在となった彼が、あえて600人以下のクラブを選び、より近い距離感で彼のプレイを堪能出来るもの。昨今時代の移り変わりによって閉店を余儀なくされるイギリスのクラブ・シーンに対して「何か恩返しがしたい」と発案されたもので収益は会場自体に寄付された。そんな観客との密接な距離感で「Don’t Wake Me Up」は、よりエネルギー溢れる印象的な楽曲としてファンの間で発売が待たれていた楽曲でもある。


また彼はHï IbizaでMeduzaとのレジデント公演「Our House」でこの夏16週間のレジデンスを行う。以前はクラブ・ルームで開催されていたこのイベントは、今回より大きいシアター・ステージへと場所を移し、先日「携帯電話使用禁止ルール」を掲げ注目を集めたばかり。この楽曲は世界のエレクトロニック・ミュージック・シーンを席巻し続ける彼の今年のハイライトとして大きなヒットになる事だろう。