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祝グラミー賞ノミネート 今世界で最もホットなサブリナ・カーペンター参加EDM楽曲5選

Alan Walker、Marshmello、Jonas Blueなど、意外と知らない彼女が歌うEDMの数々

今年はサブリナ・カーペンターにとって最も印象的な年となった。「Espresso」「Please Please Please」の2曲が全米Billboard Hot 100シングル・チャートで2位と3位に輝いた。これはザ・ビートルズ以来の記録とされている。また前2曲を含む大ヒット・アルバム『Short n’ Sweet』からの「Taste」もトップ10に送り込み、3曲同時に8週連続ランクインは女性アーティストとして史上初の快挙に。



さらに11月8日発表されたばかりの第67回グラミー賞のノミネーションでは、初ノミネートにして主要4部門(最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、新人賞)全て含む6部門の候補に。これはテイラー・スウィフトと並ぶ数で改めて彼女の注目度が伺える。


そんな彼女もすでに10年以上のキャリアを誇るアーティスト。アメリカ出身でディズニー・チャンネルのドラマ『ガール・ミーツ・ワールド』のマヤ・ハート役で一躍人気タレントになった。2015年にはシンガーとしてデビューを果たし、今作『Short n’ Sweet』も6枚目となる。



そんな彼女が今年の大ブレイクを前に数多くのEDMアーティストの楽曲に参加していた事を知っているだろうか?

今回は今なおクラブやフェスでもプレイされる彼女の参加してEDM作品を5曲紹介したい。


1. Alan Walker – On My Way

2019年作。「Pepas」の大ヒットでも知られるラテン系シンガーFarrukoも参加し、アラン印のドラマティックなレゲトン・ナンバーになっている。クラブではハードスタイル系DJのDa Tweekazによるリミックスが未だに人気だ。アランはこの12月に来日も決定している。



2. Zara Larsson – WOW (Remix) Prod. by Marshmello

2019年作。Clean Banditの代表曲「Symphony」のシンガーとしても知られるスウェーデンのZara Larssonの楽曲。アーティスト表記は無いもののプロデュースをMarshmelloが手掛けており、Alicia Keysがプロデュース、サブリナが主演したNetflix映画「Work It ~輝けわたし!~」で使われ、彼女が参加したリミックス・バージョンがリリースされた。




3. Jonas Blue – Alien

2018年作。ここ日本でも大人気のJonas Blue、彼のデビューアルバムとサブリナの3枚目アルバム『Singular: Act I』それぞれの日本盤に収録されたコラボ。Jonasらしい爽やかでポップな楽曲に。なおM-22が手掛けたハウス・バージョンも原曲をさらにパワーアップさせた良リミックスになっているので合わせてオススメしたい。






4. Lost Kings – First Love

2019年作。LAを拠点に活動するDJデュオで当時同じマネージメントっだった事もあり「第2のThe Chainsmokers」などとも呼ばれていた。Imagine Dragons、Halseyなど著名アーティストのリミックス・ワーク、自身の楽曲でもWiz KhalifaやA$AP Fergなど数々の豪華アーティストを迎え人気を博す。



5. Mike Perry, The Vamps – Hands

2017年作。世界的ヒット「The Ocean」で知られるトロピカル・ハウスを中心に活躍するスウェーデンのDJ/プロデューサーのMike Perry。そして2010年代より活動し人気を集めるイギリス出身バンドThe Vampsの3者コラボ。共同プロデュースにはSteve Angelloとのプログレッシヴ・ハウス名曲「Payback」で知られるDimitri Vangelisも参加している。



この12月にはNetflix独占で自身初となるバラエティ・ミュージックスペシャル「ナンセンス・クリスマス with サブリナ・カーペンター」が公開予定と歌にも映像にも話題を欠かさない。今年「Espresso」などで彼女のポップな魅力に触れ、ここからさらにブレイクスルーを果たすサブリナ・カーペンター。この機会に過去作を振り返ってみてはいかがだろうか?