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ベルリンのテクノがドイツユネスコ無形文化遺産に

テクノ文化の保護と促進を目指す

UNESCO(国際連合教育科学文化機関)は3月13日、ベルリンのテクノ文化をドイツの無形文化遺産に登録したと発表した。
(ユネスコの声明はこちらから)

ドイツの無形文化遺産登録への動きは2011年、数学者で音楽学者のHans Coustoの提唱から始まり、非営利団体「Rave The Planet」が2022年に1度申請を試みたものの実現には至らなかった。そのためベルリンのテクノカルチャーを集中的に研究し、ドキュメンタリーなどを制作。再び申請したところ、今回正式登録された。



テクノ音楽のメッカとも言われるベルリンだが、現地のクラブは新型コロナウイルスのパンデミック以降、苦境が続いており、Clubcommissionによると、過去10年間でベルリンの100のクラブが閉鎖されたという。
今回の決定で「Rave The Planet」はテクノ文化を保護し、さらに促進していくことに繋げたいとしている。