今月末、ベルギーにて開催される世界最大級のダンスミュージックの祭典「
Tomorrowland」。最近日本でもその名前を聞くことが多くなり、EDM好き、いや音楽好きなら一度は行ってみたいフェスのひとつではないでしょうか?
というわけで今回は、そんな「Tomorrowland」を徹底解剖! 実際に昨年参加した
Festival Junkieのオリジナルの写真や動画でフェスをご紹介します。
「Tomorrowland」とは?
2005年から始まったエレクトロニック・ダンス・ミュージックのフェスティバル。毎年ベルギーのBoom(首都ブリュッセルからシャトルバスで一時間程度)で開催されており、昨年10周年を迎えました。近年は「Tomorrowland Brazil」(ブラジル)や「Tomorrowworld」(アメリカ)という形で他国に展開しており、「Ultra Music Festival」や「Electric Daisy Carnival」同様、さらに世界展開を拡げていく可能性もあります。
「Tomorrowland」(ベルギー)に話を戻すと、3日間開催になっていますが、日割りチケットも3日間通しチケットも発売日に一瞬にして売り切れるという超人気っぷり。
またチケットの半分弱はベルギー国外に向けて売り出される「グローバルジャーニー」というチケットで、世界各国からパーティー好きが集まります。
ラインナップに関しては豪華というより、もはやEDMシーンを代表するほとんどのDJが参加します。
さらに今年はヴァイナルのみのステージの登場や、オーケストラの楽団ベルギー国立管弦楽団の出演など、常に新しい話題で音楽ファンを楽しませてくれるのも「Tomorrowland」の魅力!次はそんな「Tomorrowland」の何が凄いのかを説明していきたいと思います。
「Tomorrowland」って何が凄いの?
「何だか凄そう」というイメージをお持ちの方も多い「Tomorrowland」ですが、もちろん出演者の豪華さは言うまでもない(というかEDMを代表するDJはほとんど参加する)ので、それ以外の部分で、一体何が凄いのかという3つのポイントを写真とともに紹介していきます。
①壮大なスケールと圧倒的世界観
何といっても「Tomorrowland」の魅力はそのスケールと世界観。「耳はもちろん、目でも楽しい」のがこのフェスの魅力で、会場の装飾からステージの演出、来場者のファッションにいたるまで、世界中のどのフェスでも味わえない“非日常感”を味わえます。そんな世界観の一部をご紹介!
Tomorrowlandといえば、この巨大なメインステージ!
近づいてみると、細かな装飾も楽しめます!
夜になるとライトアップされてかなり幻想的な雰囲気に
会場はまさに巨大なアミューズメントパーク
ステージだけでなく、会場ある机やカップなど、いたるところにロゴが!
世界中から人が集まり、自分の国のフラッグを掲げる!
夜が更けても、目で楽しめる会場演出は見物
②世界中から集まるパーティーピーポー
「Tomorrowland」の魅力のひとつは、そこに集まる個性的な観客!激戦のチケット争奪戦を勝ち抜いたラッキーな人たちが集結するわけですが、多くの人が自分たちの国のフラッグを掲げるのが、この「Tomorrowland」の慣習になっています。そんなお洒落国旗をファッションに取り入れたお洒落スナップをご紹介!
フラッグを着ちゃうお洒落アメリカンボーイズ
カメラを向けると超フレンドリーなオランダ人たち
メキシコからベルギーへ。もちろんお酒はテキーラ?
アジアの国旗もたくさん見つけられます
日本人パーティーピーポーの姿もたくさん!
美男美女も多いのが、「Tomorrowland」!
今年もたくさんの日本人が参加するはず!
③1億回再生を超すアフタームービー
「世界観」、「人」、そして最後に紹介しておきたいのが、「Tomorrowland」のアフタームービー。フェス界のアフタームービーの概念を変えたといってもいいのが、この「Tomorrowland」のアフタームービー。単に「参加した人の思い出」的な扱いではなく、翌年参加したくなるようなプロモーションのツールとして、数十分の大作が毎年公開され話題になります。また会場内では「アフタームービーに載せて!」というプラカードを持った観客がいるほど、ファンの間で注目されているのが、「Tomorrowland」のアフタームービーです。さらにこれを真似てFestival Junkieでもオリジナル動画レポート(日本語でレポ)を作成したので、あわせてお楽しみください!
Tomorrowland 2014 | Official aftermovie
Tomorrowland 2014 | Festival Junkie aftermovie
text by Shotaro Tsuda
Movie/Photo by Ai matsuuRa
Festival Junkie