2018年にこの世を去った
アヴィーチーの遺作アルバムとして、2019年6月にリリースされた『TIM』と、その収録曲でアロー・ブラック(Aloe Blacc)をフィーチャーした「SOS」がスウェーデンのグラミー賞「Grammis」でそれぞれ
最優秀エレクトロ/ダンス賞と
最優秀楽曲賞を受賞した。
アヴィーチーの死後、残された音源やメモを元に親交があったプロデューサーが彼の意思を引き継いで完成させたアルバムである『TIM』には、アロー・ブラック、コールド・プレイのクリス・マーティン、イマジン・ドラゴンズらがゲストとして招かれたほか、坂本九の往年の名曲「上を向いて歩こう」をサンプリングしていることでもリリース当時、大きな話題に。
今回の2部門受賞について、アルバムに参加していたプロデューサーのCarl Falkは、SNSで『TIM』の制作に関わったすべての人々に感謝をSNSで表明。
投稿にはトロフィーを手にし、笑顔を見せるアヴィーチーの父親であるKlasの姿も!
地元スウェーデンでの快挙で再び注目を集めた『TIM』だが、同作の収益はアヴィーチーの死後に立ち上げられたTim Bergling財団に寄付され、精神疾患や自殺防止のほか、気候変動に関する運動、開発援助、絶滅危惧種や自然保護の問題解決に取り組むために利用されるとリリース時に発表している。
Avicii
TIM
Universal Music
Tower Records /
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AWA
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Text by EDM MAXX編集部