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10万人が歓喜! 大熱狂の「ULTRA JAPAN 2018」レポート

今年も「ULTRA JAPAN」はスゴかった! 5周年のメモリアルイヤーを祝うべく、会場には3日間でのべ10万人が来場。アーミン・ヴァン・ブーレンやゼッドが素晴らしいプレイを披露し、連日大盛り上がりでした!

9月15日〜17日の3日間、東京・お台場で開催された「ULTRA JAPAN 2018」。5回目となる今年も連日大きな盛り上がりをみせ、トータル10万人を動員しました!

初日はスタートから雨と、幸先悪い滑り出しかと思われた「ULTRA JAPAN 2018」でしたが、悪天候の中でもオープンから開催を待ちわびるファンがたくさん来場。その光景には目を見張るものがありました。

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MAIN STAGEでは序盤、DJ Leadのステージに川崎発の話題のヒップホップクルーBAD HOPが出演するサプライズがありつつ、最初のビッグブレイクは「ULTRA JAPAN」初出演となるジョナス・ブルー。“Perfect Strangers”や“Mama”、“Rise”といった持ち前のヒット曲でフロアを盛り上げます。

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さらに、オリヴァー・ヘルデンスがハウシーなセットを披露し、日本でも大人気のギャランティスはブースにドラムを搭載する相変わらずのセットでオーディエンスを魅了。とりわけラストの“Runaway (U & I) ”には会場も大喜びでした。

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この日のトリはアクスウェル・イングロッソ。彼らは自身のヒット曲とともに、前身スウェディッシュ・ハウス・マフィア(SHM)時代の名曲“One (Your Name)”や“Antidote”などもプレイ。

Axwell Ingrosso

たびたび大合唱が巻き起こるなか、終盤SHM の“Don’t You Worry”から今年4月に急逝したアヴィーチーの“Wake Me Up”へとマッシュアップし、大観衆を感動に誘いつつ、最後は“Sun Is Shining”で初日の夜は幕を閉じました。

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初日とは違って、快晴とはいかないまでもほどよい天気に恵まれた2日目は、ニッキー・ロメロが登場するとあって会場内には早々からアノニマスマスク姿や顔にロゴシールを貼った熱心なファンがいっぱい。そんななか、ニッキーがMAIN STAGEにあがると会場からは大歓声が(スゴかった!)。

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序盤から今年リリースの“Duality”やディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクとの“Here We Go”でオーディエンスの心を掴むと、その後もビッグルーム全開のセットで会場を大きく盛り上げ、スティーヴ・アンジェロへ。

ただ、この日一番の盛り上がりを見せたのはアーミン・ヴァン・ブーレン。終始トランス、爽やかな笑顔からは想像できないエネルギッシュな楽曲のオンパレードでオーディエンスを圧倒。しかも、ただハードなだけではなく、高揚感やメロディの美しさもしっかりキープするアーミンはさすが♪

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そして、そんなアーミンを引き継いだDJスネイクはトランスから一転、激しいトラップ〜ベースミュージックで大観衆を牽引。2日目はビッグルームにトランス、トラップと様々なサウンドが味わえる、「ULTRA JAPAN」ならではの魅力たっぷりの1日でした。

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今年はMAIN STAGEの他にRESISTANCEとULTRA PARK STAGEの2つのステージが用意され、さらには様々なカルチャーが融合したアーティスティックな空間「Onitsuka Tiger Street in ULTRA JAPAN」も。

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なかでもRESISTANCEは、3日目に登場した世界のULTRA初登場となるニーナ・クラヴィッツで大盛り上がり。フロアに溢れかえったオーディエンスがゴリゴリのテクノで一心不乱に踊り続けていました。

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同じく3日目のMAIN STAGEでは、キャッシュ・キャッシュ〜チャミ&マラー、そしてMCを引き連れアフロジャックがプレイ。昼間は晴れていたものの、いつしか雲行きが怪しくなり、チャミ&マラーで雨が降り出し、アフロジャックのときにはもはやどしゃ降り。

途中、大雨に加え雷まで鳴るもののオーディエンスはひるむことなく、むしろ熱気はさらに上昇(スゴイ!)。

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アフロジャックも“クレイジー”と驚く異様なテンションで、いよいよ大トリ、ゼッドの出番に。“Beautiful Now”に“I Want You To Know”、“Happy Now”、“Addicted To A Memory”、“The Middle”など数多くの名曲をプレイするなか、やっぱり盛り上がったのは“Stay”。

そしてラストの“Clarity”。オーディエンスの大合唱が雨のお台場の夜空にこだまし、会場は大きな一体感に包まれていました。特に“Clarity”はフィナーレにぴったりで、思わず涙がでるほど感動的。「ULTRA JAPAN 2018」の有終の美を飾っていました。

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今年も3日間、ファンを大いに楽しませてくれた「ULTRA JAPAN」。名だたるアーティストのプレイもさることながら、あいにくの悪天候をものともせずに盛り上がっていたオーディエンスも本当にステキでした☆

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ULTRA JAPAN 2018
2018年9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝日)
TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(東京・お台場)
早割第4弾 GA3日通し券 42,000円/GA2日通し券 29,000円/GA1日券 15,000円/VIP1日券 30,000円
http://www.ultrajapan.com


Text by EDM MAXX編集部