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2018年5月に来日、絶好調のゴルゴン・シティにインタビュー!

2018年5月1日(木)渋谷のWWW Xで来日公演を行なうゴルゴン・シティ(Gorgon City)の2人にインタビュー。ステージについてはもちろん、リリース間近のアルバムやEDMシーンについてなどなど、答えてくれました。

アンダーグラウンドからメジャーまで、幅広く人気を集めるゴルゴン・シティ。

デビュー当初はNEXTディスクロージャーなんて言われていたけれど、いまやUKハウスシーンの明日を担う新星としてメキメキ頭角を表わし絶好調。

ULTRAやCoachella などの巨大フェスで万人を楽しませたかと思えば、音にうるさいツウ好みのクラブシーンからの信頼も絶大。

パーティピープルからクラバーまでを熱狂させている彼らの魅力を探るべく、メンバー2人にメールで質問。インタビューを行ないました。

GorgonCity

——2017年はデューク・デュモンとコラボした”Real Life Ft. NAATIONS”が大ヒット。あのコラボはどんなふうに実現したもの?

デューク・デュモンとはずっと以前からの知り合いで仲良しなんだ。お互いの音楽の大ファンでも。だから”ビッグなサマーアンセムを作ろうぜ!”って意気投合して一緒に作ったのがあの曲なんだ。

フィーチャリング参加してくれたNATTIONS(オーストラリアの男女ユニット)もあの曲にピッタリだったしね。



——”Real Life Ft. NAATIONS”のミュージックビデオは、学校のイジメがテーマですよね。

うん、イジメってどこの学校でもあるんじゃないかな。残念ながら、成長過程の一部分って感じがあるよね。あとから自分の若い頃の行動を後悔してる大人は多いと思うんだ。

——新曲”Motorola”は、懐かしいモトローラの携帯電話について、そして”Grooves On The Vinyl”は、レコード盤についての楽曲。近頃ちょっとノスタルジックになっているとか?

いやいや、そういうわけじゃなくて、ああいうボーカルはクールじゃないかと思ったんだ。

それに懐かしい感じのサウンドはクラブで間違いなくウケるし(笑)。僕らのレーベル”Realm”からは、ハウスやクラブ向けトラックを発表していくつもりなんだ。




——いまのクラブシーンについては、どんなふうに見ている?

最高だよ。世界中にいい音楽とクラバーがいっぱい溢れている。

——EDMシーンでもゴルゴン・シティは引っ張りだこだけど、EDMムーブメントの影響はやはり大きかった?

そうだね、僕らは幼い頃からダンスミュージックに夢中だったんだ、イギリスにいたから。

EDMはアメリカでのムーブメントって感じで、イギリスにいる僕らにはあまり影響を受けてないんだけど、アメリカやその他の国々での僕らの成功に貢献してくれたのは間違いないよ。

——巨大フェスにも出演しているけれど、クラブでプレイする時とは違っている?

どちらも好きだよ。ものすごい数のオーディエンスが僕らの音楽に合わせてハネ回ってるのを見ると、もう感動しちゃうよね。

でも、いいサウンドシステムの小さなクラブで得られる人々からのエネルギーや熱気も、同じくらい感動的なんだ。

——これまでのゴルゴン・シティの活動の中で、一番感動した思い出とは?

自分たちのファーストアルバム『Sirens』がリリースされた時には感激したよ。あとCoachellaでプレイしたこと、サンディエゴのCRSSDフェスでヘッドライナーを務めたことかな。



——最も影響を受けてきたアーティストを3組あげるとすれば?

マッシヴ・アタック、ケミカル・ブラザーズ、エド・ラッシュ&オプティカルの3組だね。





——ニューアルバム『Kingdom』もほぼ完成しているとか。

うん、リリースするのが待ちきれないよ。ファーストアルバム『Sirens』を発表して以来、僕らが作ってきた音楽の集大成という感じもあるし、色んな人たちと一緒に作ったユニークな曲もいっぱい入ってるんだ。

ボーカル入りのトラックもたくさんあるよ。ずっとツアーしてきた中で、いっぱい制作していたからね。ニューアルバムにはすごく満足しているよ。

——2018年5月の東京公演は、どんなDJセットになりそう?

ニューアルバムからの新曲と、僕らのレーベル”Realm”からの新曲も、いっぱいプレイするよ。楽しみにしていてほしいな。

東京の街はキレイで大好きだし、買い物もしたいし、今から待ちきれないよ!




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Gorgon City
2018年5月1日(木)OPEN 19:45 / START 20:30
WWW X(東京・渋谷)
オールスタンディング6,500円(別途 1ドリンク代)
https://www.livenation.co.jp


Text by Hisashi Murakami