特集連載「マイアミに行こう!」と題して、「ULTRA MUSIC FESTIVAL」(以下UMF)のさまざまな情報を連載でお届けしてきましたが、ついに今回で最終回。

まもなく開催ということで、実際に参加する方からの10個の質問を踏まえながら、フェス会場で知っておくと便利な情報をまとめてみました!

今からチケット買える?

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「急に休みが取れてなんとかマイアミに行きたい!」という方もいるかもしれませんが、現在公式HPをみてみると、一般チケットは、1日券、3日券ともにソールドアウトとなっています。

ただしVIP券に関してはまだ少し残っているとのこと。

VIP券も、現時点(3/10)で「90% SOLD OUT」という表記なので、購入を急いでいる方は、できるだけ早めにチケットを確保しましょう!

またStubHub!viagogoといった転売サイトでもチケットは売り出されているので、どうしてもチケットがない場合は、自己判断でサイトを覗いてみてもいいかもしれません。

トラブルを避けるため、会場付近にいるダフ屋からは購入しないようにしましょう!

会場までどうやっていけばいい?帰りは?

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会場付近は車の大渋滞、さらに入場前に長蛇の列ができるので、目当てのアーティストを見逃さないためには早めの会場入りがオススメです。

会場付近に宿泊している場合は徒歩で。
サウスビーチから会場入りする場合はバスかタクシーで、会場付近で降りる形になります。


ちなみに帰りは、ヘッドライナーが終わったとあとは大渋滞が起こります。

それでもバスなどを捕まえることができるので、最後まで楽しんでも問題ないですが、人混みに巻き込まれたくない場合は少し早めに会場から出るのもアリです。


会場行き/帰りの交通手段などはコチラの記事をチェック!

暑い?寒い?服装はどうすればいい?

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3月のマイアミはとにかく暑いです。
3月初旬の気温を調べてみると、最高気温は27度

参加者の写真をみてもらえれば分かりますが、半袖でも全く問題ない気温。水着を着ている人も多数。

ただし日差しが強いので、日焼け止めなど日差し対策をしておくことをオススメします。

ボディーペイントやフェイスペイントをする際は、文字やイラスト部分が日焼け跡で残ることもあるので要注意!


昨年の1日目にスコールが降ったせいで、夜には肌寒く感じる時間もありました。
会場内でもパーカーや雨具も少し買うことができますが、余裕があればかさばらない上着が1枚あるといいかもしれません。

ただし日本の音楽フェスのように、会場や会場付近にもちゃんとしたクロークやコインロッカーが充実していないので、必要最低限の荷物で、そして歩きやすく、踊りやすい靴で会場入りしましょう!


2015年の参加者ファッションスナップをチェック!
美女日本人個性派セクシー!

なにを持っていけばいい?

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先ほども説明した通り、必要最低限の荷物で参加することをオススメします。
チケット、ケータイ(スマートフォン)、パスポートに加えて、上着や小物など、各自必要なものをチョイスして持っていきましょう!

日本人は若く見られることが多く、アルコールを購入する際、年齢確認される場合が多いので、パスポート/国際免許証など、年齢を証明できるものは必ず持参しておきましょう!


またたくさん写真を撮ったり、頻繁に仲間と連絡したりするという方は、モバイルバッテリーも持参しておくことをオススメします。

会場でよく見かけるフラッグや、個性的なアイテムも現地で買えるものが多いので、荷物が多くなりそうな場合は、現地購入を検討してみてみいいかもしれません。

ケータイって繋がる?

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基本的に都会で開催されるフェスなので、SIMカードを入れ替えたり、海外用のポケットWi-Fiを持参して、街中で使えていれば会場でも問題なく使えます

さらに会場内では一部エリアでWi-Fiが使えます。
ただし時間帯や場所によっては、まったく繋がらないということもあったので、緊急時は会場内のWi-Fiを使用するというくらいでいいと思います。

仲間と連絡を取ったり、随時SNSを使ったりする場合は、自分でネットワーク環境を整えておくことをオススメします。

会場内のフードやドリンクは?

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マイアミへ行こう!|食事編」でもお伝えしましたが、会場内では「THE フェス飯」が楽しめます

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会場を出たところにあるショッピングモールにも飲食店があるので、状況にあわせて会場の外に出てみるのもアリ

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また会場内では、水が無料で給水できます。ペットボトルは捨てずに持ち歩いておけば節約になります。

熱中症にならないようにこまめにアルコール以外の水分も補給しましょう!

アルコールは買える?

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会場のあちこちにバーがあるので、すぐにアルコール/ソフトドリンクを購入することが可能です。

ただしアルコールに関しては年齢チェックが厳しいので、会場に入ったら、入り口付近で年齢が確認できるものを提示して、21歳以上を証明するリストバンドをもらっておきましょう!

これがあれば21歳以上であれば何の問題もなく、アルコールを購入できます!

トイレは綺麗?

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他の海外フェスに比べても平均的。日本のフェスや夏祭りなどとほとんど変わらない簡易的なトイレです。

時間帯や場所によってはかなり並ぶので、早めに行動しましょう!

現金?カード? お金はおろせる?

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会場内にATMはありますが、おろせないなどのトラブルを避けるために最低限の現金は会場外でおろしておきましょう

ただし会場ではクレジットカードを使える場所も多いので、必要以上の現金は持ち歩かないこと。


実際にスリなどの被害にあった日本人も見かけたので、気をつけましょう。
もし何かあった際は、エントランス付近にある事務局にすぐに報告してください。

グッズは充実している?かなり並ぶ?

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グッズはかなり充実しており、会場内にも数箇所のオフィシャル物販があります。

Tシャツ、パーカー、サングラスやキャップなど、数え切れないほどのバリエーションがあるので、お土産選びにも苦労しません。

日本のフェスほど並ぶこともないので、じっくり選べます。
荷物が増えると動きずらくなるので、買うタイミングは考えましょう!

一番大きく豪華な物販ブースには、なんとDJステージまであって、ちょっとしたクラブ状態。

割と遅くまで営業しているので、夜めの時間に立ち寄るのがいいかもしれません!
でも売り切れには注意ですよ!

最後に


ここまで、10個の質問に答えてみましたが、基本的にこれくらい理解しておけば3日間を楽しく過ごせると思います。

海外フェス参加は何かと不安も多いですが、いざ参加してしまえば、音楽好きならすぐに周りの雰囲気に馴染めます。

またUMFは、都心のど真ん中で開催されるということもあり、他の海外フェスに比べると困ることは少ないですが、もし本当に困ったことがあれば、周りの人に尋ねてみましょう。

英語が苦手な方は、少し周りを見渡せば日本人の姿も発見できるはずなので、声をかけてみてもいいかもしれません。

というわけで、熱中症と飲みすぎにはくれぐれも気をつけて、快適にUMFを楽しんでくださいね!

今年参加される方も、また来年以降参加を検討している方も、現地マイアミ、または世界のどこかのフェス会場でお会いできることを楽しみにしています!

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ULTRA MUSIC FESTIVAL 2016
2016年3月18日〜20日
Bayfront Park, 301 North Biscayne Boulevard, Miami, Florida, USA 33132.
http://ultramusicfestival.com/


Text by EDM MAXX編集部 (Festival Junkie)
Photo by Masanori Naruse