近年、様々な有名シンセやドラムマシーンのクローンモデルの開発販売で知られるドイツの音響機器メーカーBehringerが、新作クローンシンセ「TD-3」を発表!

「TD-3」は、90年代のアシッドハウスムーブメントを支えたRolandの名ベースシンセ「TB-303」のクローンモデルとして開発されたもので、メーカー発表の前からリーク情報も続出。ミュージシャンたちの間で注目を集めていました。



「TB-303」との違いは、オリジナルのアナログ回路を再現しつつも、それにはなかったMIDIやディストーション、最大16ボイスのポリチェインなどの機能を搭載している点。

またカラーバリエもアイコニックなオリジナル版と同じシルバーのほか、レッド、ブルーを加えた3色展開に。さらに驚きはなんと日本円にして2万円を切るとみられている低価格!

今後の続報が楽しみな「TD-3」。果たして発売日はいつになるのか? 気になるところです。

ちなみにEDMプロデューサーではカルヴィン・ハリスが「TB-303」を使ったトラックをリリース。



またデッドマウスもスタジオで「TB-303」を使って音楽制作する様子を動画配信するなど、EDMシーンにとってもその特徴的なウネるようなベースラインはなじみのあるサウンドになっています。



Text by EDM MAXX編集部