2019年2月の授賞式に向けてグラミー賞の候補が発表に。今年はケンドリック・ラマーとドレイクが主要部門をはじめ多数の部門にノミネートされて対決の様相。

一方で、テイラー・スウィフトやアリアナ・グランデ、ビヨンセ&ジェイ・Zのザ・カーターズや、売れまくってる映画『グレイテスト・ショーマン』のサントラが主要部門から無視されるというドンデン返しも。

という中で、がぜん気を吐いているのがゼッド。マレン・モリスやグレイと組んだ”The Middle”が主要部門の最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞、そして最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンスの全3部門でノミネート。

アマゾンによると、ゼッドのこの曲は2018年世界で最もアレクサにリクエストが多かった曲の第2位に選ばれているほど大人気(ちなみに1位はドレイクの”God’s Plan”)。受賞してほしいですよね。

Zedd, Maren Morris, Grey – The Middle




気になるダンスミュージック部門は、シングル、アルバム、リミックスの3部門があるので、この際全部聴いちゃいましょう!

最優秀ダンス・レコーディング部門(シングル)は以下の通り。

ポーター・ロビンソンのヴァーチュアル・セルフが入っていたり、ディプロ&マーク・ロンソンのシルク・シティとデュア・リパも。デュア・リパちゃんは最優秀新人部門でも候補に♥ 全体的にハウス全盛ムードですね。

Above & Beyond – Northern Soul ft. Richard Bedford




Disclosure – Ultimatum ft. Fatoumata Diawara




Fisher – Losing It




Silk City & Dua Lipa – Electricity ft. Diplo & Mark Ronson




Virtual Self – Ghost Voices




最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム部門は以下の通り。

ソフィー・タッカーがまたまた選ばれていたり、ジャスティスはアルバム『Woman』のリミックス盤が候補に。これカッコいいです!

Jon Hopkins『Singularity』




Justice『Woman Worldwide』




Sofi Tukker『Treehouse』




SOFHIE『Oil Of Every Pearl’s Un-Insides』




TOKiMONSTA『Lune Rouge』




リミックス部門は以下の通り。

リミックスを手がけた人に贈られる賞だけど、ディプロやカイゴなどのおなじみのナンバーが候補に。

Labrinth, Sia & Diplo Present LSD – Audio (CID Remix)




Charlie Puth – How Long (EDX’s Dubai Skyline Remix)




Gabriel & Dresden – Onky Road ft. Sub Teal (Cosmic Gate Remix)




Kygo – Stargazing ft. Justin Jesso (Kaskade Remix)




Haim – Walking Away (Mura Masa Remix)




前年度に女性アーティストが少なすぎると批判を受けたせいか、今回は女性が大躍進。

おっさん選考員が多いと言われるグラミーだけど、う〜ん、どうでしょう、頑張ってリフレッシュできている!?


Text by EDM MAXX編集部(Q)