マーティン・ギャリックスが新曲”Dreamer Ft. Mike Yung”でコラボを果たしたシンガーのマイク・ヤング。

ニューヨークの地下鉄構内で40年近くにわたって歌ってきたという超ベテランのストリートシンガーです。

レコード会社の資料によると60歳となっていますが、本人のホームページなどでは59歳になったばかりとのこと。

いずれにしろマーティンは現在22歳なので、40歳近くも離れている歳の差コラボ!



ずっとニューヨークの地下的構内で歌ってきたマイクさん。それが職業。

とはいえ、じつは早くから歌の才能は認められていたようで、15歳でレコード契約を果たし、デビューも決定……ところがデビュー直前になって、さまざまなビジネス上のトラブルなど不運が重なり、いろんなレコード会社をたらい回しにされて、いつしかデビューの話は立ち消えに。

いくつかバンドも組んで歌ったり、地下鉄に歌うようになってからも”いつかアルバム・デビューを果たすんだ!”という夢は忘れなかったとか。

ところが、事情が急変したのが、この映像。地下鉄構内で歌っていた姿を誰かがSNSにアップして、たちまちネットで人気者に。


そしてアメリカのオーディション番組『アメリカズ・ゴッド・タレント』に出演。

結果はファイナルの8人にまで勝ち残って善戦。



2018年3月からキックスターターで資金を募集。遂に念願のアルバム制作をスタート。

アルバム『I Will Never Give Up』も、まもなく発売になるそうで、1月からはヨーロッパツアーも決定。


マーティン・ギャリックスはマイク・ヤングとのコラボについて、以下のようにコメント。

「マイクは素晴らしいシンガーだ。ニューヨークの地下鉄で歌っている動画を見て、彼の歌声と恋に落ちた。彼のストーリーは素晴らしいよ。

彼をアムステルダムに招待して、ボートでギターを使って曲を書いて、最高の一週間を過ごした。その曲をリリースするよ。

彼にとっては、とてもエモーショナルで、ジェットコースターのようなストーリーなんだ」


Forever mood.

MIKE YUNGさん(@mikeyung)がシェアした投稿 –


マーティンもきっとこんな映像をチェックしてたんでしょうか。

テレビ出演などする以前の2014年に撮影されているこの映像。後ろで眠ってる人がいたり、めちゃくちゃニューヨークの日常が伝わってきますよね。



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Martin Garrix
Dreamer (feat. Mike Yung)
STMPD RCRDS
iTunes / Spotify / AWA
https://martingarrix.com


Text by EDM MAXX編集部(Q)