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歴代グラミー賞に輝いたダンスアーティストのアンセム10選

先日、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで授賞式が行われたグラミー賞。1958年から続く歴史ある音楽賞ですが、本特集ではそんなグラミー賞に輝いた歴代ダンスミュージック作品を振り返ります。

世界で最も権威ある音楽賞「グラミー賞」

ミュージシャンやプロデューサー、エンジニアといったアメリカ在住の音楽業界人からなる団体NARS(全米レコード芸術科学アカデミー)の会員によって毎年投票が行われ、作品の売り上げに左右されず、音楽性によって選ばれる賞とあって、世界中の音楽ファンから注目を集めています。

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受賞カテゴリーは最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞(今年はアデルが3冠達成)や最優秀新人賞(チャンス・ザ・ラッパーが受賞)といった主要4部門をはじめ、ポップス、ダンス、ロック、アーバン、カントリー、R&Bといった様々なジャンルを含む、80部門以上。

今回はそんなグラミー賞の歴代受賞作品/受賞者のなかから、EDM〜ダンスミュージック系をピックアップしました。

The Chainsmokers – Don’t Let Me Down ft. Daya


今年最優秀ダンスレコーディング賞に輝いたのは、最優秀ポップ・デュオ/グループパフォーマンス賞にノミネートされた“Closer”で大ブレイクしたザ・チェインスモーカーズの2016年第一弾シングル。

2016年は彼らの年だったと言っても過言はないだけに誰もが納得の受賞です。

Flume – Never Be Like You feat. Kai


ダンスミュージック系のベストアルバムを決める最優秀ダンス&エレクトロニックアルバム賞。今年はオーストラリア出身のプロデューサー、フルームの『Skin』が受賞しました。

エレクトロニカ〜トラップ、インディーポップまで様々な要素を盛り込んだ彼のサウンドは本作でより進化。アメリカの音楽メディア『Billboard』もEDMシーンで最も影響力のあるアーティストの1人に選んでいたり、フルームの今後にますます注目です!

Skrillex and Diplo – “Where Are Ü Now” with Justin Bieber


スクリレックスとディプロというEDMシーンきっての個性派プロデューサー2人による衝撃のコラボユニット、ジャックÜ。

2016年にデビューアルバム『Skrillex And Diplo Present Jack Ü』で最優秀ダンス&エレクトロニックアルバム賞に輝くとともに、ジャスティン・ビーバーとコラボした“Where Are Ü Now”で最優秀ダンスレコーディング賞も受賞しています。授賞式のステージパフォーマンスも話題になりましたね。

Skrillex – Bangarang feat. Sirah


2012年にグラミー賞3冠を達成したスクリレックス。彼は続く2013年(第55回グラミー賞)では本作で最優秀ダンスレコーディング賞を、そしてEP『Bangarang』で最優秀ダンス&エレクトロニカアルバム賞を、“Promises (Skrillex & Nero Remix)”で最優秀リミックスレコーディング賞(ノンクラシカル)を受賞し2年連続で3冠に輝くなど、まさに破竹の勢い。

ちなみに彼はジャックÜ名義を含めれば通算で8回受賞しており、これはダフト・パンクを超える記録だとか。

Zedd – Clarity ft. Foxes


ファーストアルバム『Clarity』で世界的アーティストの仲間入りを果たした貴公子ゼッド。本作はそのアルバムからのシングルで、2014年(第56回グラミー賞)に最優秀ダンスレコーディング賞を受賞しています。

プロデュースにはポーター・ロビンソンも関わったそうで、美しいサウンドと世界観には両者どこか通じるものがありますね。

Madonna – Revolver (Madonna Vs. David Guetta One Love Club Remix)

https://www.youtube.com/watch?v=hNXbs5JBHDg
ポップミュージックとダンスミュージックをつなぎ、EDMシーンの礎を築いたデヴィッド・ゲッタ。彼がリミックスしたマドンナのシングル(アフロジャックも参加)は、2011年(第53回グラミー賞)の最優秀リミックスレコーディング賞(ノンクラシカル)に輝きました。

デヴィッド・ゲッタは同部門を受賞した“When Love Takes Over (Electro Extended Remix)”に続き、2年連続の受賞です。

Daft Punk – Get Lucky ft. Pharrell Williams, Nile Rodgers


ダフト・パンクが売れっ子プロデューサーのファレル・ウィリアムスとディスコ・レジェンド:ナイル・ロジャースとコラボした本作は2014年(第56回グラミー賞)で最優秀レコード賞、最優秀ポップ デュオ/グループパフォーマンス賞を受賞。

またアルバム『Random Access Memories』で最優秀アルバム賞、最優秀ダンス&エレクトロニカアルバム賞、最優秀エンジニア・アルバム賞とノミネートされた5部門すべてで受賞しています。

授賞式では本作に関わった3組に加え、スティーヴィー・ワンダーも加えパフォーマンスを行い現在でも語り草になっています。

Rihanna – We Found Love ft. Calvin Harris


“This Is What You Came for”もヒット中のカルヴィン・ハリスと歌姫リアーナが初めてコラボした本作は2013年(第55回グラミー賞)、最優秀短編ミュージックビデオ賞を受賞しました。

薬物に溺れる男女を描いた過激な映像が話題を呼び、公開から3ヶ月で1億1500万回以上再生されるヒットに。2016年にはアメリカでのセールスが1000万枚相当にのぼり、ダイヤモンドディスクに認定されています。

John Legend – All of Me (Tiësto’s Birthday Treatment Mix)

https://www.youtube.com/watch?v=hdBAfp2eizw

2015年(第57回グラミー賞)に最優秀リミックスレコーディング賞(ノンクラシカル)を受賞した本作は、帝王ティエスト初のグラミー賞受賞作です。

R&Bスターのジョン・レジェンドによる原曲はピアノを主体にして歌声を活かしていますが、リミックスバージョンである本作もまたシンプルな4つ打ちでボーカルを引き立てています。

The Chemical Brothers – Do It Again


ダンスミュージックとロックをクロスオーバーさせ、後世に多大な影響を与えたケミカル・ブラザーズ。

90年代よりたびたびグラミー賞に輝いている彼らですが、本作が収録されたアルバム『We Are the Night』で2008年(第50回グラミー賞)、4度めのグラミー賞となる最優秀ダンス&エレクトロニックアルバム賞を受賞。

2人のアルバムが同賞に輝くのは『Push the Button』に続き2連続です。


Text by EDM MAXX編集部