2016年もたくさんのアーティストたちが活躍したEDMシーン。果たして2017年は……?

どんなアーティストが台頭し、どんなサウンドが新たに生まれてくるのか、とても楽しみなところですが、今回はEDM MAXX編集部が注目すべきアーティスト10組をピックアップ。

みんな現在活躍中のアーティストばかりですが、今年はさらなる飛躍の期待大。チェックしておいて損はありませんよ♪

THE CHAINSMOKERS

2016年のNo.1ヒットメイカーは引き続き要チェック!



2016年最も輝いたアーティストと言えば、ザ・チェインスモーカーズで異存はないでしょう!

“Closer”や“Don’t Let Me Down”などヒット曲を量産し、なかでも“Closer”は全米シングル・チャート(ビルボードHot100)で12週連続1位を記録。さらには、アメリカン・ミュージック・アワードのFavorite EDM Artist(人気EDMーティスト)に輝き、第59回グラミー賞にも最優秀新人賞を含む3部門にノミネート。

そして、おなじみDJ MAGのランキング「TOP 100 DJS」でも100位圏外から一気に18位と爆裂アップ。この勢いは今年も猛威をふるいそうです。

GALANTIS

北欧屈指のデュオ、2017年はさらなる飛躍のとき!?



2014年の“Runaway (U & I)”のヒットもさることながら、2016年は“No Money”が大ヒット。

世界中のフェス&クラブでヘヴィプレイされ話題となりましたが、同時に「TOP 100 DJS」でも脅威の59ランクアップの39位と大躍進。シーンでの存在感を高めたギャランティスは、2017年もその活躍に期待大。

2016年は「ULTRA JAPAN」で来日しましたが、今年もぜひ来てほしいところです。

DJ SNAKE

トラップ&トワークの隆盛は彼がキーに!



いまやEDMシーンでも要注目のトラップ&トワーク。

そのかげりはまったく見えず、ますますの盛り上がりが期待されるところですが、その鍵を握るのはDJスネイク。2015年発表のメジャー・レイザーとの“Lean On”の大ヒットの勢いそのままに、2016年もアンセムを多発し、デビューアルバム『ENCORE』も発表。

そこではまた新たな側面を打ち出し、そのポテンシャルの高さを見せつけてくれましたが、2017年はどんなサウンドでフロアを熱狂させてくれるのか、引き続き注目です。

UMMET OZCAN

シーン屈指の実力者がいよいよ本領発揮!?



ウメット・オズカンと言えば、すでにその実力はご多分に漏れず、今さら注目というのも……と思う方がいるかもしれませんが、2017年は大ブレイクを期待してという意味でチェック。

2016年は上記三者コラボに加え、ティエストとの“What You’re Waiting For”もヒット。ここ数年コラボ・ヒット量産中で、“コラボ・キング”的な感じもしますが、今年は自身のオリジナル曲も……(すでにいい曲たくさんありますが)。

ちなみに、2016年は「Electric Zoo Beach Tokyo」やディミトリ&ヴェガス&ライク・マイクの東京初公演にも出演。そして「TOP 100 DJS 2016」では19位にランクインしています。

DON DIABLO

フューチャーハウスの未来は彼の手に!



ここ数年、EDMシーンでも話題を集めているフューチャーハウス。その旗手と言えばオリヴァー・ヘルデンスですが、彼もまたその命運を握るキーパーソンのひとりですね。

雨後の筍のように新たなサウンドが飛び出している昨今ですが、フューチャーハウスは今後もまだまだ伸びしろびっしり、ポテンシャル大のジャンルだけに、彼のレーベルHEXAGON含めその動向に注目したいところです。

なお、ドンさんは新年早々「electrox 2017」にも出演。それもまた楽しみ!

SAM FELDT

トロピカル&ディープハウスの未来を担う若きスター



「TOP 100 DJS」では、2016年初登場87位。マイアミ「Ultra Music Festival」にデビューし、全米屈指のビッグフェス「Coachella」にも出演。

ビルボードでは“A modern house superstar”(現代のハウスシーンのスーパースター)と称されるなど、まさに2016年は大躍進の年になったサム・フェルド。

ディープハウス〜トロピカルまで幅広く活躍し、一部ではカイゴの後継者的存在と言われることも。2017年はより一層のブレイク間違いなしか!?

FLORIAN PICASSO

偉大なる芸術家の子孫がいよいよ!?



ピカソ!? そう、あの20世紀最大の芸術家とも言われるパブロ・ピカソのことで、なんと彼はそのお孫さん。

それがいまやEDMアーティストというのもビックリですが、その実力がまた凄まじく、2016年は「TOP 100 DJS」で初登場38位と鮮烈デビュー! そして、スティーヴ・アオキも激押し、太鼓判を押しているだけに、そのポテンシャルは折り紙つき。

天才芸術家のスター街道はこれから!?

MIKE WILLIAMS

ティエストもイチ押しのニューエイジ



ティエスト、そしてハードウェルも大絶賛!ダンス大国オランダ出身のマイク・ウィリアムスはなんと弱冠20歳。

2016年はデビュー・シングル“Sweet And Sour”が一躍話題となり、18歳で名門Spinnin’ Recordsと契約。この流れはまさにマーティン・ギャリックスと同じようなスタールートを辿っているだけに、その未来に期待せずにいられません!

ちなみに彼は大のお寿司好きだとか。なら、日本にもぜひ来てほしいところですね。

TIMMY TRUMPET

トランペットとともに2017年ブレイク!?



DJもパフォーマンス力が求められる今、DJ×トランペットという今までにないスタイルで人気を博しているティミー・トランペット。

母国オーストラリアではすでに確固たる人気を誇り、同国の人気DJ投票では度々ベスト3入り。いまや世界中のビッグフェスでもプレイしてる彼ですが、2016年は「TOP 100 DJS」にも初登場(75位)。

その実力もいよいよ世界レベルに。

AVICII

DJ活動から引退すれども……



2016年でDJ活動からの引退を表明したアヴィーチー。最後に日本でその勇姿を見れたことは、ファンにとってはかけがえのないことだったと思います。

とはいえアーティスト活動から引退するわけではなく、作品は作り続けるとのことで、しかも今年はニューアルバムが出るとの噂も。

ツアーなどの呪縛から解かれ、フルパワーで挑むことになるであろう新作、それがどんな作品になるのかとても楽しみ!という期待を込めて最後に選出してみました!


Text by EDM MAXX編集部