年末年始は自宅でゆっくり、という人も多いのではないでしょうか?

そんな時に頼りになるのがNetflixのストリーミングサービス。

音楽関係の作品もビックリするほど多く揃っていて、ライブ映像やドキュメンタリーから、音楽アーティストの伝記映画まで、じつにさまざま。

そんな中から特にEDMラバーズが気に入りそうな映像作品のみ、絞り込んでご紹介します!

XOXO

https://www.netflix.com/title/80057691



“XOXO”という架空のEDMフェスを舞台にした、ちょっぴりオバカなノリのパーティムービー。

ギャランティス、ジャックU、ダダ・ライフ、ディスクロージャーなど音楽も最高だし、海外のEDMフェスを疑似体験しているかのよう。フェスファッションも参考にできるのでは?

それに何より主演のサラ・ハイランドちゃんが可愛いーー♡

スティーヴ・アオキ I’ll Sleep When I’m Dead

https://www.netflix.com/title/80118930



EDM界一の働き者、スティーヴ・アオキのドキュメンタリー。

偉大なカリスマ起業家の父を超えなきゃと悪戦苦闘する彼が、なぜこんなにワーカホリックになったかを解き明かす感動の長編ドラマ。新妻、兄弟、母親に加えて、ディプロやティエストも登場。

冬休みにダラダラしすぎちゃった人は、これを観れば絶対刺激になるはず!

アーミン・ヴァン・ブーレン インテンス・ワールドツアー

https://www.netflix.com/title/80091714



オランダが誇るスーパースターDJ、アーミン・ヴァン・ブーレンのワールドツアーを追ったドキュメンタリー。

アルバム『Intense』を引っさげて行なわれた2013〜14年のツアーに密着。プライベートジェットで飛び回るトップDJの日常とは一体どういうものか。

華やかな表舞台とハードな舞台裏で綴られる濃厚な60分。

This Was Tomorrow

https://www.netflix.com/title/80092409



本拠地ベルギー、初開催となるブラジルなど、2015年の“Tomorrowland”を追ったドキュメンタリー。

ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイク、ティエスト、デヴィッド・ゲッタ、アーミン・ヴァン・ブーレン、ハードウェルほか、DJたちも多数出演。

とはいえ本当の主役は世界中から集まってきたフェス参加者。ユニークなバックグラウンドを持つ人々が生み出すラヴ&ピースは、単なるEDMフェス以上のユーフォリア。

あわせて、フェス参加者の日々の暮らしにスポットを当てた『People Of Tomorrow』のシリーズも要チェック!

マッドマックス 怒りのデス・ロード

https://www.netflix.com/title/80025919



デヴィッド・ゲッタの“Hey Mama feat. Nicki Minaj, Bebe Rexha & Afrojack”の元ネタ(オマージュ?)とも言われるこの映画。

ジャンキーXLの手がける音楽はダンス系ではないけれど、疾走感は正しくEDMラバーズ向け。

トム・ハーディとシャーリーズ・セロンのクールな2人に加えて、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーほかヴィクトリアズ・シークレット系モデルも続々登場。

“デス・ロード”を突っ走るハチャメチャなカーアクションもてんこ盛り!

スプリング・ブレイカーズ

https://www.netflix.com/title/70257860



セレーナ・ゴメスやヴァネッサ・ハジェンスがビキニで出ずっぱりの究極のパーティームービー……とばかり思っていたら、途中からスリリングでデンジャラスな展開に。

ジェームズ・フランコ演じるチンピラがラッパーのリフ・ラフに似すぎているのもご愛嬌。『KIDS /キッズ』のハーモニー・コリン監督が描く危険な青春映画。

ふんだんに使われるスクリレックスのナンバーと映像とが絶妙にミスマッチ!

ブリングリング

https://www.netflix.com/title/70271454



海外セレブ好きのパーティーピーポーには絶対見逃せないのが、この映画。セレブの豪邸ばかりを狙ったティーン窃盗団の実話が題材。

実際に被害者でもあるパリス・ヒルトンが自宅(ダンスフロアもある!)や私物を公開していたり、セレブネタがわんさか登場。

オシャレ女子の憧れ、ソフィア・コッポラ(『ヴァージン・スーサイズ』や『ロスト・イン・トランスレーション』)が監督というのもポイント。でも、くれぐれもマネはしないように!

ラン・ローラ・ラン

https://www.netflix.com/title/22498178



とにかくスピード感がキメ手のこの映画。98年公開のドイツ映画なのでやや古いけど、トランス〜テクノサウンドに乗せた映像はミュージックビデオ感覚。

いま観ても最高にスリリング。音楽・脚本・監督を手がけたティム・ティクヴァは、Netflix製作の話題のシリーズ『センス8』に関わっていたりも。

『センス8』の方は、『マトリックス』シリーズの監督=ウォシャウスキー姉妹(いまや2人とも性転換とか!)による入魂シリーズ! 病みつきになる新ジャンル=サイキックアクションドラマ。こちらも要チェック!

トレインスポッティング

https://www.netflix.com/title/60037022



96年のイギリス映画と、こちらも少々古いけど、音楽ファンにとってはバイブルとも言える青春ムービー。ヘロイン中毒の若者たちのダメっぷりが情けなくも痛快な、ダニー・ボイル監督の出世作。

主演のユアン・マクレガーと、サントラに使われたアンダーワールドの人気に火を付けた作品でも。前述の『XOXO』には本作のパロディシーンも挟まれていたので、こちらを観てからの方が楽しめるかも。

2017年1月には続編『T2 トレインスポッティング(原題)』も公開の予定。観たことのない人はぜひとも!

*************

年に一度のお正月。気分的にも寛いで、ゆっくりできるのだから、見逃している映画や普段は観ないような映画を掘ってみるのはどうでしょう♪


Text by Hisashi Murakami