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AlphaTheta 世界的シェア誇るCDJシリーズ最新版「3000X」発表

クラウド連携や高耐久設計、10.1インチ大型タッチディスプレイを搭載

世界的シェアを誇るDJ機器ブランドAlphaThetaが、CDJシリーズの次世代フラッグシップモデル「CDJ-3000X」を発売決定。


2020年に登場したCDJ-3000の後継として設計され、信頼性と音質をさらに進化させたモデルとなる。

製品名に込められた「X」は、メインメディアの変革(transformation)、機器やメディアとの高い拡張性(expand)、CDJ-3000を超える信頼性と音質(extraordinary, exceed)、オンラインメディアへの迅速なアクセス(express)を意味し、新たな基準を提示する存在として位置づけられている。



CDJ-3000Xはクラウドストレージや音楽ストリーミングサービスに対応し、Wi-Fiを内蔵することでLANケーブル不要での接続を実現。フロントにはNFCタッチエリアを搭載し、最新版rekordbox for iOS/Androidをインストールしたスマートフォンをかざすだけでオンラインメディアに瞬時にアクセスできる。さらにUSB Type-Cポートも備え、PC/Macや最新ストレージデバイスとの接続性も強化された。



10.1インチの高解像度タッチディスプレイは最大16曲を一覧表示でき、コピー&ペーストによる検索やプレイリストの直接編集にも対応。Cloud Library Syncで他デバイスと即時同期が可能なほか、GLOBAL TAG LIST機能により複数のメディアソースを一括管理できる。オンライン楽曲は事前に自動ダウンロードされ、USB使用時と変わらないスムーズな操作感を実現した。



現場対応も強化され、PLAY/CUEボタンは構造を刷新し従来比で50万回以上の耐久性を確保。ジョグホイールの調整幅も拡大し、スクラッチから繊細なピッチベンドまでスタイルに合わせた操作感を得られる。ロードした楽曲は内部メモリにキャッシュされ、USBメモリが外れても再生が途切れない仕様となっている。



音質面ではESS製高性能DACを採用し、専用電源ユニット設計によりS/N比を改善。ノイズを抑制しつつ低音域の厚みを強化し、クラブからフェスまで幅広い環境で高解像度かつ迫力あるサウンドを実現した。開発にあたっては実地検証と細かなチューニングを重ね、プロフェッショナルの要求に応える仕上がりとなった。



CDJ-3000XはDJワークフローに革新をもたらすモデルとして、クラウド時代の新たなプレイスタンダードを提示している。発売は2025年9月26日を予定。

また、「CDJ-3000X」リリース記念イベントとして、9月20日に「DJ BUS TOKYO powered by AlphaTheta」が開催される。渋谷・新宿エリアを走行する特設バスの車内に「CDJ-3000X」を搭載し、実際のプレイを体験できる内容となっている。


出演はDJ KOO(16:00/SOLD OUT)、TJO(17:30)、REMO-CON(19:00)、MC CARDZ。チケットは以下サイトから購入可能。

[チケットサイト] ▼DJ BUS TOKYO -TJO-(17:30~18:30)
https://block-fm.zaiko.io/item/374519

▼DJ BUS TOKYO -REMO-CON-(19:00~20:00)
https://block-fm.zaiko.io/item/374520