スウェーデンのストックホルムを拠点に活動するDJ/プロデューサーデュオ・ManyFew(メニーフュー)が、ABBAのギタリストとしても知られるレジェンドJanne Schaffer(ヤンネ・シェイファー)を迎えたNEWシングル「Get Up!」をリリース。
ManyFewはJacob AnderssonとVictor Anderssonによる兄弟デュオ。現代のクラブカルチャーとオールドスクールなテイストを巧みに組み合わせ、リスナーの心を明るくし、ダンスフロアを盛り上げるハウスミュージックを世に送り出している。
一方のJanne Schafferは、ボブ・マーリー(Bob Marley)や、ジョニー・ナッシュ(Johnny Nash)、トニー・ウィリアムズ(Tony Williams)らとも共演経験のあるスウェーデンの名ギタリスト。スタジオミュージシャンとしても活躍し、これまでに5000曲以上のセッションに参加、映画やテレビのサウンドトラックなども手掛けている。また、100曲程あるABBAの楽曲のうち、「Mamma Mia」や「Waterloo」など約50曲のレコーディングに参加している。御年79歳でありながらも現役で活動する超大物ミュージシャンだ。
そんな2組の共演は、2023年の「Back to Back」以来、2度目となる。
コラボレーションに関し、Janne Schafferは「ManyFewの音楽を聴いたとき、とてもインスパイアを受けました。ABBAのエネルギーと少し似た部分を感じましたが、完全に独自のスタイルでとても新鮮です。この曲に取り組むことで、まるで音楽の中を飛び回るような感覚を味わえました。」とコメント。
また、ManyFewも「Janne Schafferのパフォーマンスとギタースキルの大ファンで、彼のギターサウンドを聴いて育ちました。彼は私たちにとって大きなインスピレーションであり、レジェンドと一緒に仕事ができるのはとても光栄です。曲を通じて、ポジティブなバイブスを世界中に広めたいです。」とコメントしている。
今作は、ManyFewらしい心地よいピアノコードで幕を開け、ブレイクビーツとヴォーカルチョップがアクセントとなり徐々に高揚感を高めていく。そして何より、Janne Schafferの圧巻のエレクトリックギターリフが曲全体に格別なグルーヴをもたらしていく。パワフルでエモーショナルなハウス・チューンだ。
Janne Schafferは「今年のクリスマス前に、ちょっといい気分になれるNEWシングルをリリースできるのはとても嬉しいよ」とコメントしている。