世界3大ダンスミュージック・フェスティバルのひとつ「Electric Daisy Carnival(EDC)」。その日本版が「EDC Japan 2018」が今年も5月12日(土)、13日(日)に開催されます。

マーティン・ギャリックスやディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクをはじめとした出演アーティストの特集第1弾に続き、今回はナイトメアやグリフィン、イレニアムら気鋭アーティスト10組と彼らのアンセムをお届けします。

NGHTMRE(ナイトメア)




スクリレックスがヘヴィープレイしたことでも話題となったシングル“Street”をきっかけにブレイクしたトラップシーンの注目株ナイトメア。

トラップデュオのスランダーとはLAの音楽学校「Icon Collective」で出会い親交を深めたそうで、コラボ作も多数。

ステージでもたびたび共演している彼らは相性バツグン、彼らのB2Bはベースミュージックファン必見です。

GRYFFIN(グリフィン)




イヤーズ&イヤーズやマルーン5、トーヴ・ローなどのリミックスで音楽ファンから注目を集めたるフューチャーベースシーンの新星。

昨年10月にリリースされ、今年MVも公開となった本作は彼のポップなメロディセンスとメロウネスが炸裂。

昨年の「EDC Japan」では得意の楽器をDJブースに持ち込みギターやドラムを織り交ぜパフォーマンス。今年は果たしてどんな勇姿を見せてくれるのでしょうか!?

PARTY FAVOR(パーティー・フェーバー)




フェスティバルトラップの提唱者であり、ベースミュージックシーンの旗手としても知られるパーティー・フェーバー。

世界中のダンスミュージックフェスティバルで今や欠かせないトラップ界の重要人物でもあり、その実力はあのディプロも評価。

本作はダンスホールレゲエとトラップが融合、フェスシーズンにぴったりです。

ILLENIUM(イレニアム)




ザ・チェインスモーカーズも才能を認め、“Don’t Let Me Down”のリミックスを公式にリリースすることになったイレニアム。

その特徴はなんと言ってもメロディアスなフューチャーベースサウンド。サビのキラキラしたシンセと落ち着いたピアノの緩急がエモい!

今回彼らは日本初上陸でもあるだけに、そのパフォーマンスに期待大!

FLOSSTRADAMUS(フロストラダムス)




2006年にデュオとして活動をスタート、現在はCurt Cameruciのソロプロジェクトとなっているフロストラダムス。

トラップの名手として知られていますが、昨年リリースされた本作ではフューチャーベースに接近。これからの季節に聴きたいポップな一曲に。

先日開催された「EDC México」ではなんと大トリを務め大盛況。「EDC Japan」でも必ずや楽しませてくれるハズ!

KAYZO(ケイゾー)




「EDC」のイベントプロモーション会社Insomniacの新人発掘プロジェクトで優勝を勝ち取るなど本祭とも縁の深いテキサス州出身のケイゾー。

トラップやダブステップをはじめとしたベースミュージックやハードスタイル、UKハードコアなど幅広い音楽性で注目を集めるプロデューサーです。

カナダのレーベルMonstercatから発表された本作ではエレクトロハウスとトラップ、ハードスタイルと目まぐるしく変化するサウンドが超個性的。もちろんプレイも。それだけに必見です。

REZZ(レズ)




ぐるぐるメガネがトレードマーク、カナダ出身のプロデューサー、レズ。

スクリレックスやデッドマウス、EDMシーンでも異色のふたりが才能を認める彼女のサウンドはEDMとテクノ、ベースミュージックが融合しなんともダークでメランコリック。

EDMファンはもちろん、テクノ・ハウスファンも要注目です。

LOUDPVCK(ラウドパック)




ヒップホッププロデューサーのケニー・ビーツとEDMプロデューサーのライアン・マークスにより2012年に結成、現在はケニーのソロプロジェクトとなっているラウドパック。

彼もまた近年隆盛を見せるトラップシーン期待のアーティストのひとりです。

昨年1月にリリースされた本作はメロウなフューチャーベース……と思いきや、ラストで重厚なトラップに変貌。ギャップのある展開がなんともユニークです。

JAI WOLF(ジェイ・ウルフ)




インターネットを通じて集まった音楽クリエイター集団Moving Castleの初期メンバーで、2014年よりこの名義で活躍。

オデッザのレーベルForeign Family Collectiveから2015年に発表されたこの曲はフューチャーベースを基調にインディー・ポップやエレクトロニカの要素が融合。

タイトルにもなっているインドを感じさせるボーカルも相まって夏に聴きたい一曲です。

SALVATORE GANACCI(サルバトーレ・ガナッチ)




最後に紹介するのはスウェーデン出身のDJ/プロデューサー、サルバトーレ・ガナッチ。

ビッグルームやダンスホールレゲエをはじめとしたキャッチーなサウンドを得意とする彼が、昨年末マーティン・ギャリックスのレーベルSTMPD RCRDSからリリースした本作はポップでどこか懐かしいハウストラック。

ステージでは飛んだり跳ねたりはお手の物、腕立て伏せや逆立ち(!)することもある彼だけに、本祭でどんなハイテンションなパフォーマンスを見せるのか気になるところです。

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EDC Japan 2018
2018年5月12日(土)13日(日)正午〜(予定)
ZOZOマリンスタジアム&幕張海浜公園EDC特設会場(千葉)
1日券15,000円〜/2日券29,000円〜
Above & Beyond, Alan Walker, Alison Wonderland, Anoraak, Baggi, Camelphat, Chris Lake, Deadmau5, Dimitri Vegas & Like Mike, Diplo, Don Diablo, Fisher, Flosstradamus, Gryffin (DJ SET), Illenium, Jai Wolf, Kayzo, Loudpvck, Martin Garrix, Matt Medved, Nghtmre & Slander Present: Gud Vibrations, Party Favor, Paul Woolford, R3hab, Rezz, Salvatore Ganacci, Solardo, Steve Aoki, Tensnake, Vini Vici, W&W, Yousef and more
http://japan.electricdaisycarnival.com/


Text by EDM MAXX編集部