1990年代より活躍し、現在はオリヴァー・ヘルデンスやチャミとともにフューチャーハウス・シーンを代表するプロデューサーとしてブレイク中のドン・ディアブロ

EDMのキャッチーさとディープ・ハウスが融合したサウンドで人気を得て、世界DJランキング『TOP 100 DJS』では2014年に初登場(82位)、2016年の最新版では15位まで大躍進を遂げています。

今回はそんな彼のおすすめ曲をピックアップ。「electrox 2017」来日前にバッチリ予習しておきましょう!

Don Diablo & Steve Aoki x Lush & Simon – What We Started ft. BullySongs




自身のレーベルHexagonから今夏リリースされたキャッチーでエモーショナルなEDMバラード。大物スティーヴ・アオキとイタリアのデュオ:ラッシュ&サイモンとのコラボ作で、UK出身の歌手:バリーソングスが参加しています。

ちなみに最近リリースされたセルフリミックス・バージョンではドラムンベース・スタイルに。こちらも話題になっていますね。

Don Diablo – Silence ft. Dave Thomas Jr.




今年4月にリリースされた本作は、これまでの彼の楽曲よりハウシーでディープなスタイルに。音数の少ないシンプルなアレンジに、シンガーソングライターのデイヴ・トーマス・ジュニアの甘い声質もあいまってチルにぴったりです。

Tiësto & Don Diablo – Chemicals (feat. Thomas Troelsen)




同郷オランダのティエスト御大とコラボしデンマーク出身のシンガーソングライター、トーマス・トロールセンをフィーチャーした話題のコラボ曲。ティエストらしいエネルギッシュさと、バウンシーなビートがクセになる一曲です。

2015年の「Tomorrowland」で初披露し話題を呼び、世界中のフェスでヘヴィプレイされるヒットに。

Don Diablo – On My Mind




こちらは2015年リリースのフューチャーハウストラックです。サビのリズミカルなビートが特徴的で、ファンキーなボーカルはディスコサウンドを思わせるところも。

「Ultra Music Festival」「Tomorrowland」「EDC New York」といったフェスでも、自身のセットで必ずと言っていいほどプレイし盛り上げました。

Don Diablo – Cutting Shapes




今年10月にリリースされたばかりのハウス・ヴァイブスたっぷりの新曲。タイトルのカッティング・シェイプスとはディープハウスファンの間で世界的に流行しているシャッフルダンスの一種だとか。

ダンスをテーマにした本作は歌詞もシンプルで覚えやすく、ディアブロお得意のピアノを取り入れたサウンドがキャッチーです。キレキレのダンスが楽しめるMVも必見!

Don Diablo & Matt Nash – Starlight (Could You Be Mine)




アクスウェルのレーベルAxtoneから2013年にリリースされた彼の出世作のひとつ。バキバキのパワフルなプログレッシブハウスですね。

今年開催されたマイアミ「Ultra Music Festival」では締めにプレイされ、オーディエンスが大合唱。ぜひとも押さえておくべし!

Don Diablo – Origins




ビデオゲーム『Batman: Arkham Origins』のテーマ曲として2013年にリリースされたプログレッシブ〜ビッグルームハウス。

音楽性は少し違いますが、ダークでグルーヴィー、どっしりとしたベースラインは近年のディアブロのサウンドを思わせます。バットマンの登場するMVも話題を集めました。

Don Diablo feat. Emeni – Universe




Spinnin’ Recordsのディープな関連レーベルSpinnin’ Deepから2015年にリリースされた疾走感に満ちたフューチャーハウス曲。

ギャランティスのヒット曲“Runaway (U & I)”にも参加したスウェーデン出身のシンガーソングライターEmeniをフィーチャーし、世界各地のフェスやクラブでヒットしました。

Don Diablo feat. Maluca – My Window




2015年発表のバウンシーなフューチャーハウストラック。ディプロともコラボしているシンガーのMalucaが参加しています。歌詞もサビ前の“La, la, la la la la la”や“Open up my window”など、覚えやすくシンプルで印象に残りますね。

日本のストリートダンスユニットWrecking Crew OrchestraがMVで見せるダンスにも注目です。

Don Diablo & Khrebto – Got The Love




最後に紹介するのは、ロシア出身の俊英プロデューサーKhrebtoを迎え2015年11月に発表したシングルです。アメリカのソウル〜R&Bシンガー:キャンディ・ステイトンの名曲“You Got The Love”をサンプリングし、グルーヴィーでハウスの多幸感溢れるサウンドに仕上がっています。

electrox2017
electrox 2017
2017年1月7日(土)
幕張メッセ
Diplo, Clean Bandit, Don Diablo, Krewella, Mija, Slushii, The Knocks, Yellow Claw and more
前売 12,000円/PLATINUM TICKET 24,000円
www.electrox.jp


Text by EDM MAXX編集部