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今ハウスがアツい! 気持ちよく踊れる“ハウス”なアンセム10選

グラミー賞にノミネートされたフィッシャーの“Losing It”をはじめ、現在世界のダンスミュージックシーンで再びハウスが脚光を浴びています。そこで、今をときめくハウスなアンセムを一挙紹介!

ここ最近、海外のチャートを賑わし、人気DJたちがこぞってプレイしている旬のサウンドと言えば……ハウス。

ハウスは長年人気のジャンルで、トロピカルハウスやフューチャーハウスなど、さまざまなサブジャンルも派生していますが、今改めて1990年代から2000年代を彷彿とさせるハウスサウンドが注目を集めています。

そこで今回は近年リリースされた、ハウスのエッセンスが詰まったアンセムをピックアップ。

2019年のダンスミュージックシーンを占う意味でも要チェックですよ♪

Fisher – Losing It


2018年大ヒット! 「Tomorrowland」をはじめとするビッグフェスなどでも超ヘビープレイされ、現在もトップアーティストが軒並みかけまくりのハウス〜テックハウスのビッグアンセムです。

2019年第61回グラミー賞のBest Dance Recording(最優秀ダンス・レコーディング)にノミネートされていることからも、この曲のスゴさ&ハウス人気がわかるはず。ちなみに、フィッシャーはカット・スネイクのメンバーで、過去には米の名門レーベルDirtybirdに在籍していました。

Calvin Harris, Dua Lipa – One Kiss


EDMの代表格として名を馳せていたものの、2015年に“How Deep Is Your Love”でディープハウス回帰。そして、2017年発表のアルバム「Funk Wav Bounces Vol.1」ではアーバン路線に向かったかと思えば、2018年には再びハウスへと戻ったカルヴィン・ハリス。

つい先日発表された2019年第1弾楽曲“Giant”もまたハウスで、今年も引き続きハウス街道まっしぐら!? しかも、再びデュア・リパとスタジオに入ったとのウワサもあり、楽しみです!

Axwell Λ Ingrosso, RØMANS – Dancing Alone


アクスウェルとセバスチャン・イングロッソ、そしてスティーヴ・アンジェロの3人で結成していたのは、言わずもがなスウェディッシュ・ハウス・マフィア。3人のスウェーデン人による“ハウス”ユニットです。

その流れはアクスウェル・イングロッソも踏襲し、EDMの枠組の中でもハウシーな楽曲を数多くリリース。何よりスウェディッシュ・ハウス・マフィアは2019年本格的に復活予定。新曲もリリースされるとの情報もあり、どんな楽曲になるのか期待して待ちましょー!

DJ Snake & Mercer – Let’s Get Ill


DJスネイク単体ではトラップなどなど、ハウスとはちょっと遠い感じですが、彼を擁するオールフレンチによるプロジェクトPardon My Frenchの盟友マーサーとのコラボ曲は完全ハウス。しかも、いかにもフランス産のダンサブルな楽曲となっています。

マーサーはそのプレイもまたバリバリのハウスで、とにかくファンキー。ハウスに興味のある方はぜひチェックしてみてください。

Don Diablo – Anthem (We Love House Music)


世界中のDJからの信頼も厚い、フューチャーハウスの雄ドン・ディアブロ。そもそもフューチャーハウス自体、EDM・エレクトロハウスとディープハウスの中間に位置するようなジャンルだけあって、ハウス色は満載。しかも、この曲はサブタイトルに“ハウスミュージック大好き”とありますね(笑)

今をときめくフューチャーハウス界では、彼の他にも“Gecko”などで知られるオリヴァー・ヘルデンスも在りし日のハウスを彷彿とさせるサウンド感で人気を博していますね。

Retrovision – Get Down


往年のハウス&ダンスクラシックを現代版にアップデートしているアーティストも数多く、そのなかでもここ数年人気を集めているのがレトロヴィジョン。

ティエストのMusical Freedomやドン・ディアブロのHEXAGONなどからリリースする彼は、 “Get Down”以外にも“Nobody Else”や“Get Up”などでクラシックを大胆にサンプリング。オリジナル曲もハウスを感じさせる楽曲が多数あり、2018年の来日時にもハウスたっぷりのプレイでオーディエンスを魅了していました。ぜひ今後の活躍に注目を!

Jack Back – (It Happens) Sometimes


ジャック・バックって誰!? なんて思う人もいるかもしれませんが、何を隠そうこちらはデヴィッド・ゲッタの別名義。EDMのパイオニアももともとはハウスのアーティストで、この名義ではバリバリのハウス〜テックハウスを披露しています。

その他にも昨年はカスケイドなどがハウスライクな楽曲をリリースしていますし、EDMシーンのトップアーティストたちの間でもやっぱりハウス回帰はアツいようです。デヴィッド・ゲッタは今後どのような活動をしていくのか、これもまた楽しみですね。

MK, Jonas Blue, Becky Hill – Back & Forth


今、日本で大人気のアーティストのひとりジョナス・ブルー。昨年は「ULTRA JAPAN」をはじめ度々来日し、ハウスを主体としたセットで大きな盛り上がりを見せていました。

トロピカルハウス〜ポップなイメージがある彼ですが、ルーツはハウスだと公言。MK、ベッキー・ヒルとコラボしたこの曲は、とりわけハウスのエッセンスが色濃く打ち出されている名曲です。

Junior Sanchez – Fundamentals


DJ MAGのランキングでは3年連続で1位を獲得しているマーティン・ギャリックス。彼が主宰しているレーベルSTMPD RCRDSからも昨年ゴリゴリのハウスがリリースされているんです! それがこのブラジル出身、ジュニア・サンチェスの“Fundamentals”。

ジュニア・サンチェスはエリック・モリーロやアーマンド・ヴァン・ヘルデンといったハウス界の巨匠たちとの交流も深い超実力派。この曲はマーティン・ギャリックスの「The Martin Garrix Show」でも度々プレイされていますし、彼自身最近のセットでもフィッシャーの“Losing It”をプレイしています。

Loud Luxury feat. brando – Body


最後は若干毛色が違うかもしれませんが……リミックスを含め、近年数多くのアーティストがプレイしているラウド・ラグジュアリーの“Body”。ハウスライクなセクシーさがたっぷりで、なんとも心地よいサウンドは確実に気持ちよく踊れます。

ラウド・ラグジャリーは、カナダ版MTV授賞式「iHeartRadio MMVAs」でソング・オブ・ザ・サマー部門で受賞しているロサンゼルスを拠点に活動する注目株です。


このほかにもAWAのEDM MAXX公式プレイリストでは、ハウスのエッセンスたっぷりの楽曲を多数紹介しています♪ ぜひチェックしてみてくださいね!


Text by EDM MAXX編集部